ナイジェリア中央銀行、2021年中にCBDC発行か

ナイジェリア中央銀行、2021年中にCBDC発行か

ナイジェリア中央銀行が中央銀行デジタル通貨(CBDC)を2021年末までに発行する可能性があると地元メディア「Today」が6月10日報じた。ナイジェリア中央銀行の情報技術スペシャリストであるラキヤ・モハメド(Rakiya Mohammed)氏が銀行委員会にて発言したとのこと。

ラキヤ・モハメド氏は「ナイジェリア中央銀行は2年以上前からCBDCを研究してきていて、この2年間で非常に大きな進展がありました」と説明している。

具体的にナイジェリア中央銀行はCBDCのアーキテクチャ、アクセス性の問題、プライバシーを考慮して研究を重ねてきたとのことだ。

またラキヤ・モハメド氏は「2021年末までにはCBDCをナイジェリア国民に提供できるよう中央銀行は特別な発表を行い、場合によっては事前に試験的なスキームを開始する予定です」と説明している。

参考:TodayGardian
デザイン:一本寿和
images:iStocks/bodrumsurf・Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

SEC、VanEckとWisdomTreeのETF提案に対する審査期間を延長

米証券取引委員会(SEC)が、米証券取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)が提出した暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)の現物ETF(上場投資信託)に関する複数の規則変更提案について、審査期間を延長することを4月14日に発表した。それぞれ現物ETFの発行および償還を可能とする内容が含まれている

【4/15話題】SBCメディカルGHD・ストラテジー・バリューCがビットコイン追加購入、クラーケンが株式とETF取引開始など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

GrayscaleのイーサリアムETFステーキング提案、SECが審査期間を延長

米証券取引委員会(SEC)が、米シカゴの証券取引所NYSEアーカ(NYSE Arca)が提出した「グレースケール・イーサリアム・トラスト(Grayscale Ethereum Trust:ETHE)」および「グレースケール・イーサリアム・ミニ・トラスト(Grayscale Ethereum Mini Trust:ETH)」に関する規則変更提案について、審査期間の延長を決定したと4月14日に発表した