Facebookメッセンジャー、QRコードでの個人間送金機能を米国で追加

Facebook Messenger、QRコードによる個人間送金機能追加

米フェイスブック(Facebook)は、同社のメッセージングアプリであるフェイスブックメッセンジャー(Facebook Messenger)にQRコードや支払いリンクによる個人間送金と請求機能の追加を6月10日発表した。なお、現時点で該機能の使用対象は米国のメッセンジャーユーザーのみとのことだ。

発表によると、相手はフェイスブックを使用していない場合やメッセンジャーの友達ではなくても、メッセンジャー内のフェイスブックペイ(Facebook Pay)を通じ、QRコードを読み取るだけで誰とでも送金と請求ができる。

2019年11月始まったフェイスブックペイは、個人間送金だけではなく、募金活動、ゲーム内購入、イベントチケット、Facebook Marketplaceの一部のページや企業からの購入などが行える。

またフェイスブックペイでの決済はPayPal、ストライプ(Stripe)などの企業と提携して処理され、主要なクレジットカードとデビットカードもサポートされている。

さらにいずれフェイスブックペイの決済機能は、同社の暗号資産(仮想通貨)ウォレットである「ノヴィ(Novi)」と統合されていくことも期待できるとのことだ。

参考:フェイスブックメッセンジャー
デザイン:一本寿和
images:iStocks/prezent

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

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