米スクエア、太陽光発電を利用したマイニング施設建設へ
米スクエア(Square)が、ビットコイン基盤技術開発企業であるブロックストリーム(Blockstream)と提携し、太陽光発電を利用したビットコインマイニング施設を建設すると6月5日発表した。
ブロックストリームの発表によると、スクエアはこの施設に500万ドル(約5.4億円)を投資する予定で、ブロックストリームはプロジェクトの構築および管理するためのインフラストラクチャと専門知識を提供するとのこと。
また、この施設は100%再生可能エネルギーを利用したビットコインマイニングの大規模な概念実証(PoC)となり、運用コストと ROI (投資利益率)を含む建設の経済性を表すデータが一般に公開されるとのことだ。
ブロックストリームは「私たちは、現実での再生可能なマイニング施設が可能であることを示すだけでなく、ビットコインが持続可能な未来に向けて世界を加速させることを証明したいと考えています」とリリースにて述べている。
さらにスクエアは「私たちは、再生可能エネルギーとビットコイン採掘の透明性の高いケーススタディとして、一般向けのダッシュボードを作成する予定です」とツイートしている。
Together, we’ll be creating a public-facing dashboard to serve as a transparent case study for renewable energy and bitcoin mining. As we continue to explore the synergies between the two, we’re excited to share our ongoing learnings and real world data points. (2/2)
— Square (@Square) June 5, 2021
参考:ブロックストリーム
デザイン:一本寿和
images:iStock/taraki・LongQuattro