ペイパル、暗号資産の入出金サービスを計画
米決済大手企業ペイパル(PayPal)が暗号資産(仮想通貨)の入出金サービスの提供を計画していることが明らかになった。米ブロックチェーンメディアCoinDeskが開催する「Consensus 2021カンファレンス」にて、ペイパルのブロックチェーン担当者であるホセ・フェルナンデス・ダ・ポンテ(Jose Fernandez da Ponte)氏が5月26日に発言した。
ペイパルでは昨年11月より米国から暗号資産の売買サービス提供を開始しており、その後今年3月には暗号資産による支払サービスを開始している。ただしペイパルではユーザーが保有する暗号資産を外部へ移すことができず、ペイパルのプラットフォーム内での利用に限るものとなっている。
ダ・ポンテ氏は「ペイパルは可能な限りオープンにして、消費者に選択肢を与え、好きな方法で支払いができるようにしたいと考えています」、「消費者は自分の暗号を当社に持ち込み、商取引に利用したいと考えています。また、当社で取得した暗号を自分の好きな場所に持っていけるようにしたいと考えています」とカンファレンスで述べたとのこと。なおこのサービスがいつ頃リリースされるかについては言及がされなかったようだ。
またダ・ポンテ氏はセッションの中で、ペイパルが独自のステーブルコインを発行するという噂について、「そのような計画を検討するにはまだ早すぎる」と回答をしたようだ。
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参考:CoinDesk
デザイン:一本寿和
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