アップルが暗号資産決済に関する経歴を持つ人材募集、アップルペイにも影響か

アップルが暗号資産決済に関する経歴を持つ人材募集、アップルペイにも影響か

アップル(Apple)が決済領域の事業ををリードするために、暗号資産業界での経験を持つ事業開発マネージャーの採用を検討していることが、公開された同社求人情報によって5月26日に明らかになった。

具体的な条件として、候補者は5年以上デジタルウォレットや後払いシステムおよび暗号資産などのオルタナティブ・ペイメント・プロバイダーで働いていることが挙げられている。

またアップルペイ(Apple Pay)との関わりも発生するようで、求人情報には「Apple PayとWalletサービスの成長のためのビジネス戦略と製品ロードマップに影響を与えるために、アライアンス、プロダクト、エンジニアリング、マーケティングを含むアップルのクロスファンクショナルチームに業界の洞察力と市場機会を提供して欲しい」と記載されている。

なおこの採用情報が公開されたことで、アップルがいよいよ暗号資産事業に参入か、と多くのメディアで報じられている。

参考:アップル
デザイン:一本寿和
images:iStock/Blue-Planet-Studio・keko-ka

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【4/9話題】Progmatが農中信託銀行・あおぞら銀行・ケネディクスから資金調達、リップルがHidden Roadを買収へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米国初のXRP連動レバレッジ型ETF「XXRP」、TeucriumがNYSEアーカで提供開始

テウクリウム(Teucrium)による暗号資産(仮想通貨)エックスアールピー(XRP)に連動したレバレッジ型ETF(上場投資信託)「XXRP(Teucrium 2x Long Daily XRP ETF)」が、米シカゴの証券取引所「NYSEアーカ(NYSE Arca)」で4月7日より提供開始された。テウクリウムが同日に発表した。XRP連動のレバレッジ型ETFの上場は米国で初となる

トランプ一族のDeFiプロジェクト、USD連動ステーブルコインのテストエアドロップ提案

ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領とその家族が関与する暗号資産(仮想通貨)プロジェクトのワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLFI)が、独自トークンである「WLFI」の保有者に対し実施する、米ドル連動型ステーブルコイン「World Liberty Financial USD(USD1)」のテスト・エアドロップを4月8日に提案した