クリプトパンクのNFTアート、クリスティーズにて約18.5億円で落札
CryptoPunks(クリプトパンク)のNFTアートが、大手オークションハウスのクリスティーズ(Christies)の開催した5月11日の競売にて16,962,500ドル(約18.5億円)にて落札された。落札されたクリプトパンクはクリスティーズが9体を1セットにて出品した作品だ。なお購入者については明らかになっていない。
#AuctionUpdate 9 rare CryptoPunks from Larva Labs' own collection makes history realizing $16,962,500 pic.twitter.com/qsPs5nqVYY
— Christie's (@ChristiesInc) May 12, 2021
今回のオークションはクリスティーズとって、3月に行われたBeeple(ビープル)の「EVERYDAYS:THE FIRST 5,000 DAYS」以来のNFTオークションとなった。
クリプトパンクは、アルゴリズムで生成された24×24ピクセルのアート画像で、ニューヨークのソフトウェア会社Larva Labsが2017年より順次公開している。全ての作品はNFTとして所有権と共にイーサリアムのブロックチェーンに記録され、その希少性が担保されている。
なお今年3月にクリプトパンクのNFTがマーケットプレイスのOpensea(オープンシー)でオークションされた際、その作品は4200ETHにて落札された。当時の米ドル換算で720万ドル(約7億8000万円)だった。
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(images:iStocks/The7Dew)