コインベースやフォビらがICPの取り扱い発表、ディフィニティの分散型ネットワーク「Internet Computer」がローンチ

ディフィニティの分散型ネットワーク「Internet Computer」がローンチ

スイス拠点の非営利団体Dfinity Foundation(ディフィニティファウンデーション)が分散型ネットワーク「Internet Computer(インターネットコンピューター)」のローンチを5月7日発表した。

このプロジェクトは同団体が2008年に構想し、これまでにa16zやPolychain Capitalなどの投資家から1億200万ドル(約130億円)の資金調達を行っている。

「Internet Computer」はウェブスピードで無制限に動作する世界初のブロックチェーンと説明されており、これによりディフィニティは分散化された安全で拡張性のあるブロックチェーンネットワークを生み出すことで、ブロックチェーンのトリレンマを解決するとしている。

今回の「Internet Computer」のローンチを前にコインベースを始めとした暗号資産(仮想通貨)取引所が「Internet Computer」のガバナンストークンであるICPに関するサービス取り扱いを発表している。

コインベースの暗号資産管理サービスのCoinbase CustodyではすでにICPのサポートは開始しており、個人トレーダー向けプラットフォームCoinbase Proにおいては5月10日9:00(太平洋標準時)から行うと発表している。またデリバティブ取引所FTXはICPの無期限先物契約の取り扱いを6日より開始している。

さらに暗号資産取引所Huobi(フォビ)についてもICPの取り扱いを5月10日に発表しており、OKExもICPのスポット取引開始を発表、併せてOKExはInternet Computer Ecosystem支援に1000万ドルのファンドを立ち上げることも5月10日発表している。

https://twitter.com/HuobiGlobal/status/1391427432109027330

参考:コインベースOKEx

(images:iStock/vectortatu)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【4/9話題】Progmatが農中信託銀行・あおぞら銀行・ケネディクスから資金調達、リップルがHidden Roadを買収へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米国初のXRP連動レバレッジ型ETF「XXRP」、TeucriumがNYSEアーカで提供開始

テウクリウム(Teucrium)による暗号資産(仮想通貨)エックスアールピー(XRP)に連動したレバレッジ型ETF(上場投資信託)「XXRP(Teucrium 2x Long Daily XRP ETF)」が、米シカゴの証券取引所「NYSEアーカ(NYSE Arca)」で4月7日より提供開始された。テウクリウムが同日に発表した。XRP連動のレバレッジ型ETFの上場は米国で初となる

トランプ一族のDeFiプロジェクト、USD連動ステーブルコインのテストエアドロップ提案

ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領とその家族が関与する暗号資産(仮想通貨)プロジェクトのワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLFI)が、独自トークンである「WLFI」の保有者に対し実施する、米ドル連動型ステーブルコイン「World Liberty Financial USD(USD1)」のテスト・エアドロップを4月8日に提案した