ステイクテクノロジーズ、マイクロソフトのスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択

ステイクテクノロジーズ、「Microsoft for Startups」に採択

日本発のパブリックブロックチェーンPlasm Network(プラズムネットワーク)の開発を主導するステイクテクノロジーズ株式会社が、米マイクロソフト コーポレーションが提供するスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されたことを5月6日発表した。

「Microsoft for Startups」はスタートアップ企業の企業規模を拡大成功することへの支援を目的とした、グローバルプログラムだ。同プログラムではスタートアップ企業に対し、AzureやGitHub Enterpriseなどのマイクロソフトが保有する強力なテクノロジーへのアクセスと、マイクロソフトやマイクロソフトのグローバルパートナーエコシステムとの共同販売への効率的なパスが提供されている。

ステイクはプラズムネットワークのメインネットローンチに向け、核となるインフラストラクチャーの分散性と冗長性を一層強化することが重要な課題であるとしており、今後Azureを使用することによって、より安定性のあるパブリックブロックチェーンを作成していくと説明している。

またステイクが昨年に実施したPlasm Azure Validator Programでは、Azureを⽤いてコミュニティメンバーがPlasm Networkのテストネットにノードを構築するプログラムを提供し、約50のプロジェクトや個人が参加した。メインネットのローンチに向け今後の参加者にはAzureを用いたPlasm上のノード構築に関する学習コンテンツの提供、メインネットのノード構築のオンボーディング等を提供するとのこと。

さらに中長期的には、Plasmをより簡単に素早く利用するためにMicrosoft Azureのマーケットプレイスにソリューションの掲載を検討しているとのことで、日本企業様向けにPlasmのソリューション展開をし、より簡単にパブリックブロックチェーンの実用化を目指すとのことだ。

編集部のコメント

ステイクテクノロジーズは日本発のパブリックブロックチェーン「Plasm Network」の開発を2019年より行っている企業です。2021年には、Polkadotのテストネットへの接続、Polkadot上でのクロスチェーントランザクションの成功、Binanceをリード投資家にした資金調達等の実績を重ねています。

あたらしい経済ではステイクテクノロジーズのCEO渡辺創太氏に同社の取り組みについてインタビューを行っています。併せてご覧ください。

関連記事

「ポルカドット(Polkadot)とは? プラズムネットワーク(Plasm Network)は何ができる?」ステイクテクノロジーズ 渡辺創太氏 インタビュー(1/2) 

参考:PlasmNetwork

(images:iStock/lcva2)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

Sponsored