バイナンスがApple、Microsoft、MicroStrategyの株式トークンをリリースへ

バイナンスがApple、Microsoft、MicroStrategyの株式トークンをリリースへ

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)がアップル(Apple)、マイクロソフト(Microsoft)、マイクロストラテジー(MicroStrategy)の株式トークンをリリース予定であることを発表した。

リリース予定時間はそれぞれ、MicroStrategy(MSTR/BUSD)が2021年4月26日1:30PM(UTC)、Apple(AAPL/BUSD)が2021年04月28 日1:30PM(UTC)、Microsoft(MSFT/BUSD)が2021年04月30日1:30PM(UTC)となっている。

なおバイナンスは現在テスラ(Tesla)とコインベース(Coinbase)の株式トークンを取り扱っており、上記の取り扱いはそれに続く形になる。

このバイナンスが提供する株式トークンは、トークン1単位が該当株式1株に相当する。株式トークンの価値は実際の株式に裏付けられているため、株式トークンの価格は実際の株式と連動して変化する仕組みだ。

バイナンスは株式トークンの価値を担保するために、ドイツの規制された資産管理会社であるCMエクイティー株式会社(CM-Equity AG)に委託し株式の管理を行っている。

株式トークンの保有者は実際の株式と同様に配当やその他の利益を受け取ることができる。ただし株式トークン自体は法的権利を持たないため、議決権や株主総会に出席する権利などは得られない。

なお株式トークンを用いて取引を行うことによるユーザーへのメリットとしては、取引の最小単位が0.01トークン(=0.01株)であるため高額な株式でも手軽に購入できること、手数料無料で株式取引できることなどが挙げられている。

関連ニュース

バイナンスがテスラの株式トークンの取引サービスを提供開始

バイナンス、コインベース株式トークンの取引開始

バイナンス提供の株式トークンが規制違反か、ドイツ規制当局より警告

参考:Binance

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【12/20話題】NTTドコモのERC6551搭載ゲームβ版、「暗号資産を国民経済に資する資産とするための緊急提言」正式承認など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored