SBI証券、国内初の一般投資家向けSTO実施へ
株式会社SBI証券が、国内初となる一般投資家向けセキュリティトークンオファリング(STO)を4月20日に実施することを発表した。
リリースによると今回のSTOは、SBI証券が発行体となる社債型セキュリティトークンを、同社自らが顧客に対し取得勧誘を行い割当てる、公募の自己募集形態のSTOであるとのこと。
このデジタル社債は、従来の証券保管振替機構での管理に代わり、株式会社BOOSTRY(ブーストリー)が主導するブロックチェーンコンソーシアム「ibet for Fin」を用いて発行・管理が行われ、発行から期中管理、償還までの業務プロセスを電子的方法により完結させるとのこと。
さらにこのデジタル社債を取得した顧客には、特典として保有額に応じた数量の暗号資産リップル(XRP)を付与するとのことだ。
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(images:iStock/pgraphis)