CryptoSlamがマーク・キューバン氏などから資金調達
米NFTデータプラットフォームのクリプトスラム(CryptoSlam)が暗号資産領域で著名な投資家であるマーク・キューバン氏から資金調達を行ったことを発表した。今回の投資はマーク・キューバン氏が運営するVCのRadical Investmentsを通じて投資が行われた。なおマーク・キューバン氏はNFT関連企業のLazy、mintable.app、nft42、INJECCTIVE PROTOCOL、esprezzoへ投資している。
また戦略的パートナーであるAloomii Inc.、Troon Technologies、GeoAds LLCからも追加投資を受け、クリプトスラムは初回資金調達を完了した。
マーク・キューバン氏は「CryptoSlam.ioは、NBA Top Shotから、CryptoPunks、Bitcoin Origins、Sorareなど、NFTに関するあらゆる情報を追跡するための最適なツールです。そしてCryptoSlamは、NBA Top Shotsでの出品・販売をリアルタイムで確認することから、自分のNFTを取引することまで、NFTの取引を追跡する業界のリーダーとなっています。そして、その優位性は高まる一方です。創業者のRandyが立ち上げた素晴らしい会社の一員になれることを楽しみにしています」と述べている。
そしてクリプトスラムの創業者兼CEOのランディ・ワシンガー氏(Randy Wasinger)氏は「スポーツカードや記念品の生涯にわたるコレクターとして、私は即座にNFTの収集性に惹かれ、コレクターとNFTを投資機会としてみている人の両方にとって意味のある方法でNFTデータを整理する必要性を感じました。2019年初頭にCryptoSlamの最初のバージョンを立ち上げた後、NFTコレクター仲間からの熱狂的な反応を見て、何か特別なものを手に入れることができると確信しました」とコメントしている。
さらにランディ・ワシンガー氏は「マークの投資は、加速するNFT業界の成長を支えるために規模を拡大している当社にとって、絶好のタイミングです。マーク・キューバン・カンパニーズの一員になれたことに興奮しています」とコメントしている。
参考:THE BLOCK
(images:iStocks/primo-piano・Rawpixel)