米SEC委員長にゲイリー・ゲンスラー氏、米国上院が承認
米国上院がゲイリー・ゲンスラー氏を米証券取引委員会(SEC)の委員長に承認したことが明らかになった。
これまでゲイリー・ゲンスラー氏はオバマ政権下で米商品先物取引委員会(CFTC)の委員長としてドッドフランク法の施行を含め金融スワップ市場への規制を主導した。その後マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授に就任し、デジタル資産やブロックチェーン技術などをテーマにした授業を担当していた。
SEC委員らは「ゲイリー・ゲンスラー氏が上院で承認され、SEC委員長に就任したことを心から祝福します。ゲンスラー氏は、投資家と市場のために日々たゆまぬ努力を続けている献身的なスタッフの一員となります。ゲンスラー氏の公務への復帰を歓迎するとともに、私たちの重要な使命を遂行するために共に働くことを楽しみにしています」と述べている。
参考:THE BLOCK
(images:iStock/gstraub・msan10)