ビットバンクの預かり資産が2,898億円に
暗号資産(仮想通貨)取引所「bitbank」を運営するビットバンクは2021年4月11日時点で預かり資産が2,898億円に到達し、過去最大を記録したことを発表した。
また4月7日にJVCEA(一般社団法人日本暗号資産取引業協会)が公表した最新の統計情報 (2021年2月時点)と「bitbank」の取引データによると、ビットバンクの国内における現物取引高シェアは25.6% 、アルトコインにおいては55.0%のシェアを獲得していることが明らかになった。
あたらしい経済編集部はビットバンク代表取締役社長 執行役員 CEO 廣末紀之氏に取材を行った。
ビットバンク代表取締役社長 廣末紀之氏へ取材
-他の取引所を比較した際、ビットバンクはどのような強みがあって、預かり資産2,898億円を達成できたと分析しますか?
廣末紀之(以下:廣末氏):ビットバンクの強みはオーダーブック(取引板)にあります。現在は9種類の銘柄で板取引を行うことができ、相場活況時にもダウンしない堅牢な取引システムを格安の手数料で提供しています。
また、セキュリティレベルの高さ(流出事故なし)は勿論のこと、お客様のお困りごとやご要望に対して誠実に向き合い、1つ1つ着実に対応していく姿勢も相まって、お客様に選んで頂けているからではないかと考えています。
-また現在の仮想通貨投資家は、どのようなニーズがあると考えていますか?
廣末氏:暗号資産取引所は365日24時間いつでも取引できることが大前提です。したがって、どんな状況でもスムーズに取引が行えること、素早く入出金ができること、資産が安全に管理されることが基本的なニーズだと捉えています。
そのような土台をしっかりと構築した上で、取扱銘柄や注文方法を多様化し、健全な手数料且つシンプルな操作性で価値ある取引を1つでも多く実現することが求められていると考えています。
(images:iStocks/pgraphis)