GMOがNFTマーケット事業へ参入、名称は「アダム by GMO」に

GMOがNFTマーケット事業へ参入、名称は「アダム by GMO」

GMOインターネットグループがNFT事業へ参入することを4月7日日経新聞が報じた。またあわせてGMOインターネット株式会社 代表取締役会長兼社長・グループ代表の熊谷正寿氏も同日ツイートで「コンテンツホルダーの笑顔の為に、全力、全速力で事業展開致します。」とツイートし、事業展開へ意欲をみせた。

また4月8日に熊谷氏は「NFTマーケットの名称とドメインを決めました。」とツイート。
名称は「アダム byGMO」でドメインは「http://adam.jp」となる。アダムとイヴ「天地創造」から名付けたようで、同氏は「『禁断の果実』のような魅力あるコンテンツを創造されたコンテンツホルダーとコレクターの笑顔の為に素晴らしいマーケットに致します。」とツイートしている。

報道によるとGMOは、希少性が証明されたアートや音楽作品などの流通プラットフォームを数カ月以内に構築することを目指すとのことだ。

GMOインターネットグループは、暗号資産(仮想通貨)取引所「GMOコイン」を運営している。日本国内ではすでに取引所を運営しているコインチェック式会社がNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」をローンチしている。

またメルカリも暗号資産やブロックチェーン事業関連子会社の株式会社メルコインを4月末に設立し、暗号資産取引所やNFTに関する事業展開を進めることも4月2日に発表された。

日本国内でも盛り上がりを見せているNFT市場。暗号資産取引所企業の参入発表も相次いでいる状況だ。現状の盛り上がりを「バブル」という声もある。これらの取引所企業の参入で、市場がどのように活性化されるのか、また取引所ならではのユーザーが利用しやすいサービスが展開されていくのか、期待が高まる。

関連記事:特集「NFT大解剖」

特集「NFT大解剖」

(images/iStock:Sandra M)

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

Sponsored

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された

フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開

米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)が、「オンチェーン米国政府マネーファンド(OnChain U.S. Government Money Fund:FOBXX)」をイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)ブロックチェーン「ベース(Base)」上でローンチした。フランクリン・テンプルトンが公式Xにて10月31日発表した