コインシェアーズ、ライトコイン(LTC)のETP販売開始

コインシェアーズ、ライトコインのETP発表

英大手デジタル資産投資会社のCoinShares(コインシェアーズ)が暗号資産ライトコイン(LTC)のETP(上場投資商品)販売開始を4月6日発表した。

コインシェアーズでは既にビットコインとイーサリアムのETPを提供しており、今回提供開始する「CoinShares Physical Litecoin(LITE)」は3番目の暗号資産ETPとなる。なおリリースによるとコインシェアーズのプラットフォームでは現在40億ドル以上の資産を運用しており、そのうち約3分の2がビットコインのエクスポージャーであるとのことだ(エクスポージャーとは、投資家や企業が持つ金融資産の中で、市場の価格変動のリスクにさらされている資産の割合のこと)。

LITEは1ユニットが0.2LTCに裏付けされており、投資家はライトコインと連動したパッシブ・エクスポージャーを得られる。なお取引はスイスの証券取引所SIXで行われるとのことだ。

編集部のコメント

「パッシブ運用」とは、運用目標とされる平均株価やTOPIXなどの指標に連動する運用成果を目指す運用手法のことです。一方、ベンチマークを上回る運用成果を目指す運用手法のことを「アクティブ運用」といいます。

またETFは米証券取引委員会(SEC)や集団投資スキーム法(CISA)の規制対象となっていますが、ETPは現状SECの規制には該当しておらず、ETFより取り扱いのハードルが低い金融商品です。 SIXではポルカドット、リップル、テゾスに関するETPの取引も行われています

参考:プレスリリース

(images:iStock/inkoly・incohre)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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