コインチェックが暗号資産OMGを取扱開始
コインチェック株式会社が同社運営の暗号資産(仮想通貨)取引所Coincheckにて、新たに暗号資産オーエムジー(OMG)の取扱いを4月7日より開始した。
オーエムジーの取り扱いは国内の暗号資産取引所としてGMOコインに続き2例目となる。なおCoincheckの新規取り扱い銘柄の発表は、今年1月に上場したエンジンコイン(ENJ)以来だ。
今回Coincheckでオーエムジーの取り扱いを開始するサービスは、CoincheckのWEB版とアプリ版における送金・受取・購入・売却、WEB版のCoincheck貸仮想通貨、同じくWEB版のCoincheckつみたてとなっている。
今回の新規通貨取り扱いでCoincheckの取り扱い銘柄はビットコイン(BTC)ビットコインキャッシュ(BCH)イーサリアム(ETH)イーサリアムクラシック(ETC)リスク(LSK)ファクタム(FTC)リップル(XRP)ネム(XEM)ライトコイン(LTC)モナコイン(MONA)ステラルーメン(XLM)クアンタム(QTEM)ベーシックアテンショントークン(BAT)アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)にオーエムジー(OMG)が加わり、合計16銘柄となる。
Coincheckの暗号資産取り扱い銘柄数は、国内の暗号資産交換業者として引き続き最多となっている。なお同社では取扱い暗号資産数の拡充を事業拡大における重要な戦略の1つに位置付け注力しているとのことだ。
以下2021.4.7 14:30追記
コインチェックのオーエムジー選定理由(追記)
あたらしい経済は今回の発表に合わせ、コインチェック株式会社の広報担当者にオーエムジーの選定理由について以下のコメントを貰った。
以下の2点の理由により、当社がOMGを取り扱うことで、より多くの方にCoincheckをご利用いただけると考え選定いたしました。
(1)OMG Networkは、「More Viable Plasma (モアバイアブルプラズマ)」 というイーサリアムのセカンドレイヤーを使用するブロックチェー ンとして開発されており、このブロックチェーン上では、イーサリアムと比べて高速かつ安価で安全なトランザクションを実現することができます。その有用性を利用して暗号資産の貸し付け(レンディング)や分散型取引所(DEX)といったDeFi分野での利用へと広げていくことが予定されており、その結果、OMGの需要も高まると考えています。
(2)OMGは、国内外の多くの取引所で取り扱われており、時価総額も比較的高い通貨であるためです。
参考:コインチェック
(images:iStock/Ninja-Studio)