ビットコインETFに続きビットコイン投資信託を発表、カナダのCIグローバルアセットマネジメント
カナダの資産運用会社CIグローバルアセットマネジメント(CI Global Asset Management)がビットコイン投資信託の立ち上げを4月5日に発表した。
CIグローバルアセットマネジメントはカナダを拠点とする資産運用会社で、カナダで3件目となるビットコイン上場投資信託(ETF)である「CI・ギャラクシー・ビットコイン・ETF(CI Galaxy Bitcoin ETF:BTCX)」をトロント証券取引所に上場している。
今回発表されたビットコイン投信は「CI・ビットコイン・ファンド(CI Bitcoin Fund)」と呼ばれるもので、このファンドの資金は全てビットコインETFであるBTCXに投資されるとのこと。ETFは主要取引所で取引可能であるが、投資信託は非上場であるため、取引所では売買されない。またこのファンドに関しては、投資家はファンドを通じて管理手数料0.40%で初期投資額500ドル(約55,000円)から投資可能とのことだ。
なおCIグローバルアセットマネジメントによると、投資信託とETFの両方でビットコインへのアクセスを提供するのは世界で初めてとのことだ。
CIグローバルアセットマネジメントの親会社CIフィナンシャル(CI Financial)のCEOであるカート・マカルパイン(Kurt MacAlpine)氏はプレスリリースにて「CI・ビットコイン・ファンドは、カナダの投資家が自分のポートフォリオにビットコインを加えるための、便利で安全かつコスト効率の高いオプションを提供します」と述べている。
CIグローバルアセットマネジメントはビットコインETFに続いてイーサリアムETFの申請も行っている。イーサリアムについてもビットコインと同様に、ETFと投資信託の両方のアクセス方法を提供する予定とのことだ。
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(images:iStock/LongQuattro・jauhari1)