米コインベースが上場目論見書の修正版提出、約1億1,500万株の登録やリップルについて記載
米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が上場目論見書「FormS-1」の修正版をSECへ提出し、ナスダックへの直接上場のために約1億1,500万株を登録したことを開示した。なお修正版でも上場予定日は明らかになっていない。
またコインベースは、修正版「FormS-1」でSECがリップル社を提訴したことも強調していて「そのような規制措置は最終的に同社の営業および財務実績に影響を与える可能性がある」と伝えている。
そして修正版「FormS-1」で、コインベースは「2020年12月31日および2019年12月31日に終了した年度において、XRPはそれぞれ170億ドルおよび34億ドルの取引量と1億860万ドルおよび2,710万ドルの総収益を表しています。
2020年12月31日および2019年12月31日時点で、XRPは当社のプラットフォーム上の資産のうち、それぞれ12億ドルと4億8,590万ドルを占めていました。今後は、XRPの取引に関連する取引量や総収益はなく、XRPに起因するプラットフォーム上の資産の減少が予想されます」 と説明している。
編集部のコメント
あわせてコインベースは、NFTマーケットプレイス「Zora」を運営する「Zora Labs」へ投資したことも開示し間した。コインベースは、2020年7月と2021年1月にZoraに合計約3,300万円(約31万ドル)を投資したとのことです。過去にNFTマーケットプレイスのOpenSeaへも投資を行っています。
参考:Coinbase
コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)
(images:iStocks/Abscent84)