米モルガン・スタンレーが富裕層顧客向けにビットコインへの投資機会を4月に提供か

米モルガン・スタンレーが富裕層顧客向けにビットコインへの投資機会を4月に提供か

米モルガン・スタンレーが富裕層顧客向けに3つのビットコインファンドで資産運用できるサービスを来月に開始する予定であることが、CNBCの報道によって明らかになった。CNBCは匿名の情報通からのリークによって報道した。

3つのビットコインファンドは「Galaxy Bitcoin Fund LP」、「Galaxy Institutional Bitcoin Fund LP」、「FS NYDIG Select Fund」だ。

「Galaxy Bitcoin Fund LP」、「FS NYDIG Select Fund」の最低投資額は約270万円(25,000ドル)、「Galaxy Institutional Bitcoin Fund LP」の最低投資額は約5億2,000万円(500万ドル)となっている。

情報通は「モルガン・スタンレーのファイナンシャル・アドバイザーがビットコインファンドの新サービスに関連したトレーニングコースを修了した後、早ければ来月にも顧客は投資を開始できる状態にある」とCNBCに伝えている。

モルガン・スタンレーはリスク許容の観点から、はじめは約2億円(200万ドル)以上をモルガンスタンレーに預け入れている人のみにサービスを提供する予定のようだ。

ギャラクシーデジタルのCEOマイク・ノボグラッツ (Mike Novogratz )氏は 「Galaxy Digitalは、米国の銀行で初めて富裕層のお客様にビットコインファンドへのアクセスを提供したモルガン・スタンレーと提携できることを嬉しく思います」とツイートしている。

参考:Morgan Stanley becomes the first big U.S. bank to offer its wealthy clients access to bitcoin funds

(images:iStocks/Vit_Mar・LongQuattro)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【4/17話題】カルビーがブロッチェーン活用のIP管理の実証実験、ANAPが約2億円分のビットコイン購入など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

Semler Scientificが最大5億ドルの証券発行枠を申請、ビットコイン追加購入を含む資金調達へ

米ナスダック上場企業の医療機器メーカーであるセムラーサイエンティフィック(Semler Scientific)が、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の追加購入等を目的に、最大5億ドル(約714億円)の有価証券を随時発行・販売可能とする登録届出書を4月16日付で米証券取引委員会(SEC)に提出した

米国のステーブルコイン政策、ユーロにとって関税より危険=伊経済財務相

イタリアのジャンカルロ・ジョルジェッティ(Giancarlo Giorgetti)経済財務相は4月15日、ドルに連動するデジタル通貨「ステーブルコイン」を巡る米国の政策について、欧州市民に国際決済の魅力的な手段を提供し、関税以上に欧州にとって懸念すべき事態を招く恐れがあるとの見方を示した