米グレースケール・イーサリアム・トラストのイーサリアム運用額が約1,033億円に

米グレースケール・イーサリアム・トラストのイーサリアム運用額が約1,033億円に

米資産運用会社グレイスケール(Grayscale)の子会社グレイスケール・イーサリアム・トラスト(Grayscale Ethereum Trust)がイーサリアムの預かり資産運用額が約1,033億円(10億ドル)に達したことを11月6日に発表した。

これはグレイスケール・イーサリアム・トラストが顧客に代わって約1,033億円相当のイーサリアムを管理していることを意味している。顧客はイーサリアムを管理する上でセキュリティ上の懸念や利回りなどを考慮して、グレイスケール・イーサリアム・トラストに預けている場合が多い。年間の運用手数料は2.5%となっている。またグレイスケール・イーサリアム・トラストの顧客は一定の条件をクリアしている認定投資家でなければいけない。

10月にグレイスケール・イーサリアム・トラストは、四半期報告書と年次報告書を提出するために、証券取引委員会に登録報告会社となっている。

編集部のコメント

グレイスケール・イーサリアム・トラストは米取引システムプロバイダーのトレードブロック(TradeBlock)が提供するイーサリアムのインデックス(指数)を使って、イーサリアムを購入しています。このインデックスの名前はTradeBlock’s ETX Indexといいます。TradeBlock’s ETX Indexはイーサリアムの米ドル換算のリアルタイムのスポットレートを表しています。インデックス値は主要なイーサリアムを取り扱う取引所での観察された取引活動に基づいて、1秒に1回アルゴリズムで計算されています。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:iStock/antoniokhr)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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