欧州中央銀行が「digital euro(デジタル・ユーロ)」の商標登録申請

欧州中央銀行が「digital euro(デジタル・ユーロ)」の商標登録申請

欧州中央銀行(ECB)が「digital euro(デジタル・ユーロ)」という用語の商標登録を9月22日に申請したことがブルームバーグ(Bloomberg)の報道によって10月1日に明らかになった。

欧州連合知的財産局のウェブサイトによると、商標登録の出願は欧州中央銀行の法定代理人であるボック・リーガル(Bock Legal)氏によって行われたとのことだ。

欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド(Christine Lagarde)総裁は「数日以内にデジアル・ユーロに関する公開協議を開始します。ユーロシステムはこれまでのところ、デジタルユーロを導入するかどうかを決定していません。しかし世界中の他の多くの中央銀行と同様に、デジタルユーロ導入のメリット、リスク、運用上の課題を探っているところです。我々には通貨が欧州の人々に十分なサービスを提供し続けることができるように、決済の革新のリスクと便益のバランスをとるために積極的な役割を果たす義務があります」と先週の欧州議会での演説で述べていたとブルームバーグが報じている。

編集:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:iStock/Nerthuz・Nadiinko)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した