エンタメブロックチェーン企業ダッパーラボがサークルと提携しステーブルコインUSDCの利用可能に

エンタメブロックチェーン企業ダッパーラボがサークルと提携しステーブルコインUSDCの利用可能に

エンターテイメント系ブロックチェーン開発企業ダッパーラボ(Dapper Labs)とデジタル資産運用企業サークル(Circle)がパートナーシップ締結を9月15日に発表した。

このパートナーシップによって、ダッパーラボが開発・運営するブロックチェーンゲーム「NBA Top Shot game」などでUSD Coinで決済するクレジットカードやデビットカードでの支払いが可能になる。「NBA Top Shot game」はダッパーラボが開発した独自ブロックチェーン「フロウ(FLOW)」上で起動しているゲーム。またUSD Coinはサークルが開発・運用するアメリカドルに価値を裏付けられているステーブルコインである。

メディア「ディクリプト(Decrypto)」によれば、USD Coinは80カ国以上の銀行で使用されていて、20億ドル以上のUSDCが流通して、現在までに1,150億ドルがオンチェーンで取引されてたとのこと。

ダッパーラボのCEO兼共同創設者であるロハム・ガーレゴズルー(Roham Gharegozlou)氏は「NBA Top Shotを始めとするFlow上のすべてのお客様のために、サークルと協力して素晴らしい決済体験を構築できることを誇りに思います。サークルの決済技術と当社の新しいネットワークであるFlowのパフォーマンスを組み合わせることで、どんな開発者でもユーザー体験を犠牲にすることなく、アプリケーションを構築できることを意味します」とコメントしている。

サークルのCEO兼共同創業者であるジェレミー・アレア(Jeremy Allaire)氏は「ダッパーラボはメディアとエンターテイメントの真のパイオニアであり、分散型ブロックチェーン技術を利用してこれまでにない体験を消費者に提供しています。ダッパーラボの顧客は、デジタル通貨の恩恵を受けながら、身近な支払いの送受信方法で、ユニークで非常に魅力的なデジタルゲーム経済に完全に参加できるようになり、この物語の一部になれることを誇りに思っています」とコメントしている。

編集部のコメント

ダッパーラボが開発・運用する独自ブロックチェーン「フロウ(FLOW)」は、新世代のゲーム、アプリ、さらにそれらを支えるデジタル資産の基盤として設計された、高速かつ分散型、そして開発者フレンドリーなブロックチェーンであるとホワイトペーパーに書かれています。そしてフロウは従来のブロックチェーンに比べスループット56倍増加させ、コンセンサスアルゴリズムはプルーフオブステーク(POS)を選択しているとのことです。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:iStock/antoniokhr)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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