ビットポイントが新たに暗号資産(仮想通貨)BATの取り扱いを開始

ビットポイントが新たに暗号資産(仮想通貨)BATの取り扱いを開始

暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイントが新たに暗号資産BAT(ベーシックアテンショントークン)の取り扱いを開始することを8月24日に発表した。

BATは次世代分散型ブラウザBraveの開発を行うBrave Software, Inc.が発行するERC-20に準拠したトークンだ。Braveブラウザで広告を視聴することで報酬としてBATを得られるほか、BATを用いてBraveブラウザ上でコンテンツクリエイターへの支援などを行うことができる。ただし現在日本ではBATが国内取引所で販売が開始されているものの、ブラウザの利用者はBATを獲得できず、代わりにBAPというポイントが獲得できる仕組みになっている。なお現時点ではBATとBAPは交換することはできない。 

BATの追加により、ビットポイントで取り扱われる暗号資産はビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、BATの計6種類となる。

ビットポイントでのBATの取り扱いは9月1日午前7:00から開始される予定とのことだ。

編集部のコメント

BATの日本で取り扱いは今年3月にGMOコインが日本で初めて開始し、bitFlyer、コインチェックが続けてBATの対応を開始しています。 BATの発行元であるBrave Software, Inc.はbitFlyerとの業務提携や日本限定ブラウザ提供など、今年に入り日本での事業展開を順調に進めている印象です。

前述したように現在日本ではBraveブラウザの利用によってBATは獲得できませんが、bitFlyerとBrave Software, Inc.が共同開発する予定の暗号資産ウォレットによって、BraveブラウザでBATの受取と利用が11月より日本で初めて可能になる予定です。

この流れに後押しされ、今後BATの取り扱いを検討する日本の取引所も増えていくかもしれません。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/dalebor)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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