Coinbase(コインベース)が2020年上半期レビュー「Crypto H1 2020 in Review」を公開

Coinbase(コインベース)が2020年上半期レビュー「Crypto H1 2020 in Review」を公開

暗号資産取引所を運営するCoinbase(コインベース)が「Crypto H1 2020 in Review」と題するレビューを公開した。このレビューの中で、Coinbaseは機関投資家と個人投資家合計で3,500万人の顧客を有していることなどが明らかにした。

2020年の初めはCoinbaseの顧客数は3,000万人だったとのことで、この短期間で500万人増加したことになる。レビューによるとこのCoinbaseの成長要因として、コロナウイルスの流行により個人投資家が株式市場や暗号資産(仮想通貨)市場への投資への熱が高まったことがあげられている。

そして2020年上半期には機関投資家向けビジネスの成長が顕著に増加し、Coinbaseはデジタル資産を直接購入する顧客のリストに、大手大学の寄付金、伝統的なマルチストラテジーヘッジファンド、VC、大規模なファミリーオフィスを継続的に追加したとのこと。

編集部のコメント

Coinbaseはレビューの中で、Defi(分散型金融)に関しても言及しています。Coinbaseが定義するDefiとは、融資、デリバティブ、保険、取引、クラウドファンディングなどの金融サービスの新しいデータ構造で、ブロックチェーンの上に構築されていて、1) 世界中の誰でもアクセスできるオープンアクセス、2) オープンソースコードへのコミットメント、3) サードパーティ開発者による許可のない拡張性、4) 最小から無料の手数料、5) 暗号化されたセキュリティとプライバシーを要素として含んでいるものとしています。

Coinbaseは暗号資産の分析ソフトウェアサービスを政府組織へ提供を開始したり、2020年度末に米国証券市場へ上場することが噂されていたりします。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済編集部)

images::iStock/Ninja-Studio)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

Sponsored