日本初、ビットポイントが「ステーキング報酬を日本円で受け取れるサービス」開始

ビットポイントが「ステーキング報酬を日本円で受け取れるサービス」開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所BITPOINT(ビットポイント)が、同社提供のステーキングサービスにおいて「ステーキング報酬を日本円で受け取れるサービス」の提供開始を2月13日発表した。

発表によると同サービスの対象暗号資産は、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、カルダノ(ADA/エイダ)の3銘柄。ETHは発表同日よりサービス提供開始しており、SOLとADAについては2月27日から開始される予定だ。

サービス利用には、ビットポイントの取引ページにログインし、「入出金」メニューの「ステーキング」欄から「ON(報酬:JPY)」を選択する必要がある。これによりこれまで暗号資産で受け取っていたステーキング報酬が日本円で受け取れるようになるとのこと。

なおユーザーは暗号資産ではなく、日本円で貸借料が受け取れることにより、受取時の時価評価額を課税対象とせずに税計算が可能となる他、受け取った暗号資産の売却時の利益にかかる課税も不要になる。

※2025.2.13 22:24追記:ただし、ビットポイントのステーキングサービスのページの注意事項には「税務上の取扱いは、所轄の税務署または税理士へお問い合わせください」との記載がある。

ステーキングサービスは、対象の暗号資産を保有するだけで毎月報酬が受け取れる。ビットポイントでは受取設定をONにする必要がある。

現在ビットポイント提供のステーキングサービスでは、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)、カルダノ(ADA)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)、トロン(TRX)、アイオーエスティー(IOST)がサポートされている。

参考:ビットポイント
画像:iStocks/Aleksei_Derin

関連ニュース

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【3/17話題】OmakaseとビットポイントがBabylonでビットコインステーキングへ、テレグラム創設者が仏出国かなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米コインベース、カルダノ(ADA)と天然ガス(NGS)の先物提供をCFTCに申請

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)傘下のデリバティブ部門「コインベースデリバティブズ(Coinbase Derivatives)」が、暗号資産カルダノ(ADA)および天然ガス(NGS)の先物取引提供に向けた自己証明書(Self-Certification)を米商品先物取引委員会(CFTC)に申請した。コインベースが3月14日にXで発表した

ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」、運用資産額が10億ドル突破

「ブラックロック・米ドル機関投資家向けデジタル流動性ファンド(BlackRock USD Institutional Digital Liquidity Fund:BUIDL)」 の運用資産額が10億ドル(約1,488億円)を突破した。同ファンドのトークン化を担当しているデジタル資産発行プラットフォーム運営のセキュリタイズ(Securitize)が3月14に発表した

NRI・野村證券・BOOSTRYら、国内初の「デジタル債のDVP決済」と「デジタル通貨での証券決済」を実証

野村総合研究所(NRI)、野村證券およびBOOSTRY(ブーストリー)、ディーカレットDCP、三井住友銀行の5社が、「新たな決済スキームを利用したデジタル債の新規発行」および「デジタル通貨を利用した証券決済の概念実証(PoC)」に関して協業したことを3月14日に発表した