ロビンフッド、欧州向けにイーサリアム(ETH)のステーキングサービス提供開始

ロビンフッドがEU向けにETHステーキング提供開始

米ロビンフッド・マーケッツ(Robinhood Markets)提供の「ロビンフッド・クリプト(Robinhood Crypto)」アプリで、EU(欧州連合)の対象顧客向けに、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のステーキング機能が導入された。ロビンフッド・クリプト・EU(Robinhood Crypto EU)の公式Xアカウントを通じて11月26日発表された。

これを記念して「ロビンフッド・クリプト」では、ETHのステーキング収益に対して100%の報酬特典を受け取れる期間限定プロモーションを開始したとのこと。

「ロビンフッド・クリプト」で欧州ユーザー向けのステーキングサービスが提供開始されたのは今年5月から。同サービスで最初に取り扱われた暗号資産はソラナ(SOL)であり、今回のETHは2銘柄目となる。

ちなみにステーキングとは、「バリデーター」と呼ばれるユーザーが、対象となる暗号資産を一定量保有(ロック)することで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、報酬を得る行為のこと。暗号資産取引所が提供するステーキングサービスは、ユーザーからトークンをプールに集め、ネットワークにまとめて預け入れる形式をとる。そのためユーザーはステーキング参加に本来必要な暗号資産保有量を持たなくとも、少額でステーキング報酬が得られる。

なおステーキングは、コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで実行が可能となっている。コンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産のブロックを追加する際の合意形成のアルゴリズムだ。

画像:iStock/Lidiia-Moor

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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