香港最大のデジタル銀行ZA Bank、個人向け暗号資産取引を提供開始

ZA Bankが個人向けにBTCとETHの取引サービスを提供開始

香港最大のデジタル銀行ZAバンク(ZA Bank:中安銀行)が、個人ユーザー向けの暗号資産(仮想通貨)取引サービスの提供開始を11月25日発表した。

同行によると個人向けに暗号通貨取引を提供する銀行としては、アジア初になるという。

同サービスは、ZAバンクのアプリから利用可能とのこと。利用にあたり、アプリやプラットフォームの切り替えは不要だという。ユーザーは同アプリから暗号資産を香港ドルまたは米ドルにて取引可能になっているとのこと。なお現在のところ同サービス対象の暗号資産は、ビットコイン(Bitcoin)とイーサリアム(ETH)のみとのことだ。

ZAバンクは同サービス提供にあたり、香港拠点の暗号通貨取引所ハッシュキーエクスチェンジ(HashKey Exchange)と提携。同取引所提供の「ハッシュキープロ(HashKey Pro)」を導入したという。

「ハッシュキープロ」は、ブローカーや銀行、資産管理会社、決済会社などの金融機関に、暗号資産の取引機能やカストディサービスを提供する機関レベルのフルサービスプラットフォームとのこと。

なお同プラットフォームでは、BTCとETH以外にも数十種類の取引ペアを提供しているとのことだ。

参考:ZA Bank
画像:iStocks/ThinkNeo・Ninja Studio

関連ニュース

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

ビットワイズが「ビットコイン&イーサリアムETF」をNYSEで上場へ、SECへS1申請書も提出

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、暗号資産ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETF(上場投資信託)に関して、ニューヨーク証券取引所「NYSEアーカ(NYSE Arca)」への上場予定および、米証券取引委員会(SEC)への登録申請書(S-1)提出を11月26日発表した

【11/26話題】マイクロストラテジー・リミックスポイント・セムラーがビットコイン追加購入、Avalanche 9000がテストネット稼働開始など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米コインベース、アフリカ送金サービス「M-PESA」のブロックチェーン統合に向け交渉中

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、アフリカで利用されているモバイル送金サービス「Mペサ(M-PESA)」のブロックチェーン統合に向けて、同サービス提供のケニア通信会社サファリコム(Safaricom)と交渉中とのことだ。ケニア拠点のニュースメディア「ビットKE(BitKE:BitcoinKE)」が11月25日報じた