ふくおかフィナンシャルグループとSOMPOひまわり生命がブロックチェーンを活用した共同企画「健康預金」キャンペーンを実施
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ傘下のiBankマーケティング株式会社とSOMPOひまわり生命保険株式会社が、ブロックチェーン基盤で稼働中のポイント管理システムを活用し、両社共同企画である「健康預金キャンペーン」を実施することを3月3日プレスリリースにて発表。
「健康預金キャンペーン」は、SOMPOひまわり生命が提供する乳がんのセルフチェック動画を視聴し、スマートフォン専用アプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」で新たに目的預金を作成・入金した顧客を対象に行われる。対象顧客は、Wallet+内で獲得・交換ができるポイント「myCoin」をiBank社よりプレゼントされるとのこと。
Wallet+は、対応金融機関での取引などで、同サービスのポイント「myCoin」を貯めることができるサービスで、「myCoin」を使う際には、貯蓄預金口座にキャッシュバックを行ったり、地域特産品や他社のポイントへ交換することができる。
同キャンペーンは、iBank社が構築したブロックチェーンポイント管理システムとブロックチェーン関連技術の特性であるスマートコントラクトを活用し、予め達成条件(乳がんセルフチェック動画視聴と目的預金作成・入金)と達成時のアクション(myCoinプレゼント)をブロックチェーン上に定義することで、キャンペーンの達成条件判定からmyCoinプレゼントまでを自動化する、事業体を横断した取組みとのこと。
同キャンペーンは、3月3日~5月31日まで実施され、先着3,000名が対象となる。
なお同ポイント管理システムは、アクセンチュアのフレームワーク「ブロックチェーン・ハブ」およびHyperledger Fabricを基盤としているとのこと。
編集部のコメント
「myCoin」で交換できる他社ポイントは、楽天株式会社が運営する「楽天スーパーポイント」、株式会社セブン・カードサービスが運営する「nanacoポイント」、KDDI株式会社が運営する「au Walletポイント」、スターバックスコーヒージャパン株式会社が発行する「スターバックスカード」などで、計10サービスあります。
また「myCoin」は、ユーザー間のポイント送付(P2P送付)で、Wallet+の利用ユーザー同士であれば、「myCoin」を送りあうこともできるとのことです。
コメント:大津賀 新也(あたらしい経済)
(images:antoniokhr)