メタプラネットが17.5億円相当のビットコイン追加購入
ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、新たにビットコインの追加購入を実施したことを11月19日発表した。
メタプラネットは今回のビットコイン追加購入の前日18日、17億5,000万円の社債発行による資金調達実施を報告していた。
その際の発表で、この調達資金はビットコインの購入に充当する予定だと伝えられていた。
そして今回メタプラネットが追加購入したのは、総額17億5,000万円相当のビットコイン。前日の調達資金はすべてビットコインに投資された。なお今回の購入枚数は124.117BTCで、1BTCあたりの平均購入価格は14,099,600円とのこと。
これにより同社のビットコイン総保有数は、1,142.287BTCとなった。なおこの総数の購入価格は113億7,200万円で、1BTCあたりの平均購入価格は9,955,874円。先月最後のビットコイン追加購入時は10,205,188円だった。
なお記事執筆時点でビットコインの価格は、14,146,758.58円となっている(11/19 18:30 コインマーケットキャップ調べ)。
今回の発表でメタプラネットは、7月1日から9月30日までの「BTCイールド」が 41.7%で、10月1日から11月19日までの「BTCイールド」が186.9%であることを伝えた。
「BTCイールド」は、同社のビットコイン保有総額と完全希薄化発行済普通株式数の比率が比較対象期からどのように増減したかを変化率で表す経営指標である。
同社が前回ビットコインの追加購入を発表したのは10月28日。10月はビットコイン追加購入を5回行っていた。なおメタプラネットは、ビットコインを購入開始した今年4月からこれまで、毎月ビットコインを購入している。
またメタプラネットは、10月3日に実施を発表したビットコインの「プットオプションの売取引」について、同プットオプションを新たなプットオプションに置き換える「ロールアップ取引」を10月16日に実施。これにより追加で5.9095BTCのプレミアム収入を得ていた。
参考:メタプラネット
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