香港証券取引所、BTCとETHの取引量に基づく暗号資産インデックスシリーズ提供へ

HKEXが暗号資産インデックスシリーズ提供へ

香港証券取引所(HKEX)が、アジア時間におけるビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の価格に基づいた暗号資産(仮想資産)インデックスシリーズを提供予定であることを10月28日発表した。

この暗号資産インデックスシリーズは、EUベンチマーク規制(BMR)に準拠した香港初の取り組みで、英ロンドンのベンチマーク管理者であるCCデータ(CCData)が管理および計算を担当するとのこと。また、BTCとETHの24時間取引量加重平均を基にした参照インデックスと参照レートが同シリーズでは提供されるという。

発表によると参照インデックスは、トップクラスの暗号資産取引所の価格データを使用してリアルタイムで計算されるとのこと。価格は米ドル建てで提供されるという。一方で参照レートは、金融商品の決済に使用する為に設計されており、毎日香港時間の午後4時に計算されるとのことだ。

なお同シリーズは11月15日から運用開始予定で、設計と計算方法の詳細については後日発表される予定となっている。

なお香港では、証券先物委員会(SFC)が複数の暗号資産取引所のライセンスを年内に一括承認する予定だ。SFCのCEOジュリア・レオン(Julia Leung)氏が地元紙「香港01」の取材にて今月7日明かしている。

レオン氏は、規制体制の整備やトークン化の支援に意欲を示しており、認可基準に適合しない申請者は除外するとした。

参考:香港証券取引所
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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