「NewLo」のプレイシンクがコミュニティラウンドの資金調達へ、株式投資型クラウドファンディングの「イークラウド」で

プレイシンクがコミュニティラウンドの資金調達へ

あたらしいWeb3ロイヤリティプログラム「NewLo(ニューロー)」プロジェクトを推進する国内Web3関連企業プレイシンクが、「株式投資型クラウドファンディング」によるコミュニティラウンドの資金調達を実施することを10月2日発表した。

この資金調達は、株式投資型クラウドファンディングサービスの「イークラウド」を通じて、10月15日19:30から11月11日22:00までの期間に実施するとのこと。ただし上限募集額である9,990万円に到達次第、終了になるとのこと。

調達目標額は3,000万円であり、集めた資金はプロジェクト開発費、人件費、マーケティング費などに充てるという。

なお「株式投資型クラウドファンディング」は、非上場株式の発行により、インターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集められる仕組み。2015年の金融商品取引法改正に伴って可能となった資金調達手段である。

またコミュニティラウンドとは、「株式投資型クラウドファンディング」を通じて、企業が自社サービスのユーザーやファンから資金を調達し、企業との関係を強化する資金調達の方法だ。特に、ユーザーやコミュニティが企業の支援者として株主になることで、企業の成長に直接的に関与する新しい形のリレーションが形成されるとのこと。

今回のプレイシンクによる資金調達ラウンドは10万円から参加が可能だ。また出資者には株主優待が用意されている。

株主優待には、プレイシンク代表の尾下順治氏とのオンラインミートアップやオンラインコミュニティ、NewLoリリース記念パーティーへの参加権、「NewLo 1stサポーターNFT」や「NewLo 1st プレミアムサポーターNFT」、「NewLo」サービス内アイテムのサービスローンチ後付与、NewLoローンチ記念Tシャツ・パーカーなどが用意されている。

またプレイシンクでは、同社の市場やプロダクトに関するオンライン事業説明会を実施するとのこと。またイベントとしてW fund インベストメントマネージャーの高津秀也氏やSTRIVE 代表パートナーの堤達生氏、そして株式会社幻冬舎「あたらしい経済」編集長/コンテンツビジネス局局長の設楽悠介をゲストに迎えた対談コンテンツも提供されるとのことだ。

「NewLo」プロジェクトについて

「NewLo」では、トークン活用による、より強い動機づけやグローバル・シームレスな価値交換、さらに効率的で透明性・セキュアなシステムで企業・プロジェクト・個人・地域社会・コミュニティへのより良い貢献を促進し「ムダのない円滑な社会に貢献すること」を目指しているとのこと。

同プロジェクトは、コンソーシアムチェーン「NewLo Blockchain」と同チェーン上に発行される暗号資産「NELO(ネロ)」や、オンチェーンとオフチェーンデータを組み合わせたハイブリッドデータ基盤「NewLo Marketing Intelligence」、決済・配布・マネージ機能を提供するサービス群「NewLo Hub」にて主に構成される。

「NewLo Blockchain」は、EVM(イーサリアムバーチャルマシン)互換チェーンから構成されるという。運営者ノードである20以上の初期バリデータには国内外のポイント事業者・サービス・コンテンツ・マーケティング事業者およびWeb3テクノロジー企業が参加し、提携する予定とのこと。

「あたらしい経済」編集部がプレイシンクに取材したところ、「NewLo Blockchain」はアバランチサブネットで構築を検討しているとのこと。アバランチサブネットは、レイヤー1ブロックチェーンのアバランチ(Avalanche)を利用した独自ブロックチェーンを構築できるアバラボ(Ava Labs)提供の機能だ。

なお「NewLo」では、「NELO」の暗号資産取引所への上場を2025年に見据え、バリデータの組成と資金調達を進めているとのことだ。

参考:プレイシンク
画像:iStock/OlgaSalt・BadBrother

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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