MEXC、Foresight、Miranaが「Aptosエコシステムファンド」設立

MEXC VenturesらがAptosエコシステムファンド設立

エムイーエックスシーベンチャーズ(MEXC Ventures)、フォーサイトベンチャーズ(Foresight Ventures)、ミラナベンチャーズ(Mirana Ventures)が、パブリックブロックチェーンのアプトス(Aptos)エコシステムのための共同ファンド設立を9月19日に発表した。

発表によると同ファンドは、アプトスエコシステムで立ち上げられるプロジェクトをサポートするためのもので、アプトスプラットフォーム上に構築される有望なプロジェクトをターゲットに投資を行うという。

エムイーエックスシーはブログにて、「アプトス財団と提携し、アプトスコミュニティ内での成長と発展を促進する一連のプラットフォーム上のアクティビティ、キャンペーン、および教育イニシアチブを通じて、ユーザーエンゲージメントを強化することに専念しています」と述べた。

また今回共同ファンドを立ち上げた3社は、アプトスエコシステムのフラッグシップハッカソンプログラムであるアプトスコードコリジョン(Aptos Code Collision)もサポートするとのことだ。

なおエムイーエックスシーベンチャーズは、大手暗号資産取引のエムイーエックスシー(MEXC)のベンチャーキャピタル部門だ。

今回の発表に際してエムイーエックスシーの副社長であるトレイシー・ジン(Tracy Jin)氏は、「近々行われるMOVE2アップデートでも、アプトスの技術スタックは革新的であり、その低レイテンシかつ高スループットのパフォーマンスは実際の環境で実証されています。近々行われるUSDTの統合とアプトスアセンドにより、アプトス上のDeFiはさらに強化されます。ブロックチェーンの革新を推進し、業界の持続可能でスケーラブルな未来を推進することを楽しみにしています」と語っている。

アプトスアセンドは、アプトスの開発を主導するアプトスラボ(Aptos Labs)がマイクソフト(Microsoft)やSKテレコムなどと提携して構築を進める金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。

参考:MEXC
画像:iStocks/artsstock・StudioM1

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

セキュリタイズ、公式ブロックチェーン相互運用性プロバイダーにワームホールを採用

デジタル資産発行プラットフォーム運営のセキュリタイズ(Securitize)が、クロスチェーンプロトコル「ワームホール(Wormhole)」を管理するワームホール財団(Wormhole Foundation)と提携し、セキュリタイズでトークン化された資産にクロスチェーン機能を実装することを9月20日発表した