暗号資産決済「スラッシュ」の独自トークン「SVL」、海外取引所Gate. ioに上場へ

スラッシュの独自トークン「SVL」がGateに上場へ

スラッシュビジョンラボ(Slash Vision Labs)のガバナンストークン「Slash Vision Labs token(SVL)」が、海外暗号資産(仮想通貨)取引所「Gate.io」に8月20日21:00に上場すると8月26日発表された。

発表によると取引ペアは、SVL/USDTとのことだ。

「SVL」はERC20規格に基づいて、モジュラーブロックチェーンであるマントルネットワーク(Mantle Network)上で発⾏されているトークンだ。現在、バイビット(Bybit)、MEXCグローバル、ズーメックス(Zoomex)といった海外取引所に上場している。

なおスラッシュでは今回の上場を記念して、「Gate.io Startup」にてGTホルダー限定のエアドロップキャンペーンを開催するとのことだ。

スラッシュでは、暗号資産決済サービス「スラッシュペイメント(Slash Payment)」やNFTに暗号資産の預入と引出ができるサービス「Slash Vaults(スラッシュボールト)」等を提供している。

なお「スラッシュペイメント」は、暗号資産(仮想通貨)による決済サービスだ。顧客が暗号資産で決済する際に支払先が受け取り希望する暗号資産を持たなくとも、顧客自らが保有する暗号資産が決済画面において自動的にスワップされ、支払先希望の暗号資産で支払いができる。

現在同サービスではマントルネットワーク(Mantle Network)、BNBチェーン(BSC:BNB Smart Chain)、Polygon PoS(ポリゴンPoS)、アバランチ(Avalanche)のCチェーン、アスターネットワーク(Astar Network)、アービトラムワン(Arbitrum One)、OPメインネット(OP Mainnet)、オアシス(Oasys)、イーサリアム(Ethereum)の9ブロックチェーン上の暗号資産での支払いに対応している。

また「スラッシュカード」は、日本の法規制に準拠したステーブルコインを裏付けとしたクレジットカード。今年の10月から12月に提供が開始される予定だ。

画像:iStocks/Ninja-Studio

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

親クリプト派議員マクヘンリーとエマー、エアドロップに対するSECの姿勢問う書簡をゲンスラー委員長に送る

米下院金融サービス委員会のパトリック・マクヘンリー(Patrick McHenry)氏と共和党のトム・エマー(Tom Emmer)下院議員は、米証券取引委員会(SEC)に対し暗号資産(仮想通貨)業界におけるトークンエアドロップについての姿勢を確認した

【9/17話題】米マイクロストラテジーの社債発行とビットコイン追加購入、サークルとSoneiumが提携など(音声ニュース)

米マイクロストラテジーが7億ドルの転換社債発行へ、調達金の一部はビットコイン追加購入に、米マイクロストラテジーが11.1億ドル相当のビットコイン追加購入、保有量244,800BTCに、ソニーとスターテイルの「Soneium」でブリッジ版「USDC」利用可能に、米サークルと提携で、バイナンスにネイロ(NEIRO)、ターボ(TURBO)、ベイビードージ(1BABYDOGE)上場へ、Worldcoinの「ワールドID」、ソラナのエコシステムで利用可能に、米サークル、IPO計画に先立ち本社をNY市に移転、Ginco、国際的なセキュリティ認証「SOC2 TypeⅡ」取得、パラファイ・キャピタル、アバランチで一部ベンチャーファンドの利益をトークン化。セキュリタイズと提携で、英高等法院、テザー社のUSDTを財産とみなす、南米最大デジタル銀行Nubank、独自暗号資産「Nucoin」の取引終了へ=報道

Sponsored