ゴールドマンサックスとモルガンスタンレー、第2四半期にビットコイン現物ETF取得

ゴールドマンサックスとモルガンスタンレーが第2四半期にビットコイン現物ETF取得

米金融大手のゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)とモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)が、第2四半期に暗号資産(仮想通貨)ビットコイン現物の上場投資信託(ETF)を計6億ドル(約895億円)以上購入した。規制当局への提出書類で8月14日に明らかになった。

ゴールドマンは、ブラックロック(BlackRock)の「iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(iShares Bitcoin Trust:IBIT)」などを約4億1,800万ドル(約623億円)取得。

モルガンSも同ETFを6月30日時点で1億8,800万ドル(約280億円)相当保有していると公表したほか、「アーク21シェアーズ・ビットコインETF(ARK 21Shares Bitcoin ETF:ARKB)」と「グレースケール・ビットコイン・トラスト(Grayscale Bitcoin Trust:GBTC)」もそれより小規模保有していると明らかにした。

ビットコインETFに投資する機関投資家が増えている可能性を示しているが、ETFの発行者やアナリストはこれまでのところ、ビットコインETFは個人投資家が大半を占めていると述べている。

ビットコイン現物ETFのポジションを顧客のために取得したのか自己勘定で取得したのかについて、ゴールドマンとモルガンSからはコメントを得られていない。

関連ニュース

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
米ゴールドマンなど、第2四半期にビットコイン現物ETFを取得
(Reporting by Suzanne McGee)
翻訳:大津賀新也(あたらしい経済)
images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

ブラックロック、ビットコインを「ユニークな分散投資」の資産として概説するレポート公開

米資産運用会社ブラックロック(BlackRock)のアナリストらは、ビットコイン(BTC)をマクロ要因の影響を最小限に抑えた資産とし、同暗号資産が財政、金融、地政学的リスク要因のいくつかに対して「ユニークな分散投資」の資産である理由を概説するレポート「Bitcoin : A Unique Diversifier」を9月18日に共有した

【9/18話題】プログマらの「ステーブルコイン決済プロダクト」が実運用向け開発へ、トランプのDeFiトークン「WLFI」販売計画など(音声ニュース)

プログマとデータチェーン、「ステーブルコイン決済プロダクト」を実運用向け開発フェーズに移行、サークル「USDC」、Suiにネイティブ対応へ、トランプ一族のDeFiプロジェクト、独自トークン「WLFI」販売計画が明らかに、親クリプト派議員マクヘンリーとエマー、エアドロップに対するSECの姿勢問う書簡をゲンスラー委員長に送る、豪中銀、CBDCはホールセール向け優先と決定、ブータン政府、1000億円超のビットコイン保有か=アーカム、イーサリアム次期大型アップグレード「Pectra」、2分割での実施を検討、分散型デリバティブ「ベガプロトコル」がベガチェーンとVEGAトークンのサポート終了へ

Sponsored