ビットコインで現代アート作品を購入できる展示会、ギャラリー上田とカシェイが共同主催

ビットコインで現代アート作品購入できる展示会が開催へ

現代アート作品をビットコインでも購入できる展示会「”Fix it”」が、1978年創業で銀座7丁目交差点に店舗を構えるギャラリー上田で開催されることが8月7日発表された。

なお同展示会は、ギャラリー上田と国内ビットコイン(Bitcoin)関連企業カシェイの提携により、共同開催される。開催期間は9月18日~9月26日となっている。

「”Fix it”」では、ビットコインにインスピレーションを得たアート作品も展示され、来場者はビットコインを直接使用して作品を購入できるという。

またライトニングネットワークに対応することで、即時かつ低手数料での取引が可能となり、よりスムーズな決済体験を提供するとのこと。

そしてカシェイが8月に公開したストアサイト「Use Bitcoin」で購入したVプリカギフトでも決済が可能とのことだ。

なお「Use Bitcoin」では、ライトニングネットワークを利用したビットコイン決済で「Vプリカギフト」の購入が可能となっている。

「Vプリカギフト」は、ライフカード発行のVisaプリペイドカード(Vプリカ)だ。Vプリカは、インターネット上のVisa加盟店なら、世界中どこでもクレジットカードと同じように利用ができる。

またアカウント登録すればリアルカードも発行でき、Vプリカへ「Vプリカギフト」をチャージすることで、実店舗でも対面決済で使えるようになるという。「Vプリカギフト」は前払式支払手段のため、購入にあたり煩わしい審査はないとのことだ。

ちなみに「”Fix it”」の参加アーティストには、国内外のアートフェアで高い評価を受けている4名のアーティストが確定しているという。

ポーランド出身のマテウス・ドロジンスキー氏、日本の女流現代アーティストで水墨画に金箔やネイルアート樹脂をコラージュし色彩豊かな作品を生み出す蓮水氏、「人と動物の共存共栄」をテーマに絵画や立体作品、こけしを制作する日本の成田真梨菜氏、そして「物事に対する先入観を変えたい」をテーマに新しい神獣を創作する中国のサ・ブンティ氏が参加するとのことだ。

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images:iStocks/koyu・LongQuattro

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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