暗号資産決済「スラッシュ」の独自トークン「SVL」、海外取引所MEXC Globalに上場

スラッシュの独自トークン「SVL」がMEXC Globalに上場

スラッシュビジョンラボ(Slash Vision Labs)のガバナンストークン「Slash Vision Labs token(SVL)」が、海外暗号資産(仮想通貨)取引所MEXCグローバル(MEXC Global)に8月5日18:00上場した。

発表によると取引ペアは、SVL/USDTとのことだ。

「SVL」はERC20規格に基づいて、モジュラーブロックチェーンであるマントルネットワーク(Mantle Network)上で発⾏されているトークンだ。現在MEXCグローバルの他、バイビット(Bybit)やズーメックス(Zoomex)に上場している。

またSVLエコシステムにおいては、「スラッシュペイメント(Slash Payment)」や「スラッシュカード(Slash Card)」の手数料収益の100%がマントルネットワークのネイティブトークン「MNT」の買い上げに使用され、「SVL」をステーキングすることによって付与される「SVL TimeLock NFT」の保有者にステーキング報酬として「SVL」や「MNT」が分配されるとのことだ。

なお「スラッシュペイメント」は、暗号資産(仮想通貨)による決済サービスだ。顧客が暗号資産で決済する際に支払先が受け取り希望する暗号資産を持たなくとも、顧客自らが保有する暗号資産が決済画面において自動的にスワップされ、支払先希望の暗号資産で支払いができる。

現在同サービスではマントルネットワーク(Mantle Network)、BNBチェーン(BSC:BNB Smart Chain)、Polygon PoS(ポリゴンPoS)、アバランチ(Avalanche)のCチェーン、アスターネットワーク(Astar Network)、アービトラムワン(Arbitrum One)、OPメインネット(OP Mainnet)、オアシス(Oasys)、イーサリアム(Ethereum)の9ブロックチェーン上の暗号資産での支払いに対応している。

また「スラッシュカード」は、日本の法規制に準拠したステーブルコインを裏付けとしたクレジットカード。今年の10月から12月に提供が開始される予定だ。

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images:iStocks/berya113・Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
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