米上場の医療機器メーカーSemler Scientific、ビットコイン追加購入で合計保有数929BTCに

セムラーがビットコイン追加購入

米ナスダック上場企業の医療機器メーカーであるセムラー・サイエンティフィック(Semler Scientific)が、ビットコインの追加購入を8月5日公表した。このことは同社の2024年第2四半期決算(4~6月)の発表にて伝えられた。

今回セムラー・サイエンティフィックが追加購入したのは8月5日。52BTCを約300万ドル(約4.4億円)で購入したとのこと。

これにより同社のビットコイン合計保有額は、929BTCとなったという。なお購入総額は手数料と経費を含め6,300万ドル(約91.6億円)とのことだ。

セムラー・サイエンティフィックは今年5月28日、総額4,000万ドル(約58.6億円)で581BTCを購入。続けて6月6日に総額1,700万ドル(約24.6億円)で247BTCを追加購入している。 そして6月28日には300万ドル(約4.4億円)にて49BTCを追加購入。同社は第2四半期末の6月30日時点で5,490万ドル相当となる877BTCの保有を報告した。

その後前述したとおり、セムラー・サイエンティフィックは8月5日に再度ビットコインの追加購入を行った格好だ。

さらに同社は今後、事業活動と証券売却により得た資金でビットコインを買い増す予定を報告。調達資金は1.5億ドル(約218億円)となる予定だという。

ちなみにセムラー・サイエンティフィックは上場企業で19位のビットコイン保有数となる。

上場企業で最もビットコインを保有する米マイクロストラテジー(MicroStrategy)は8月1日、2024年第2四半期の業績を報告。その報告によると、同社は今年第2四半期中に12,222BTCを8億500万ドル(約1,200億円)で追加購入し、7月31日時点のビットコイン総保有量が226,500BTCになったことを発表していた。

関連ニュース

参考:セムラーサイエンティフィック
images:iStocks/KanawatTH・LongQuattro

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

Sponsored