【追記】ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、スシトップのNFT配布サービス採用

ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFT

ヤマハ発動機株式会社が、NFT技術を使ったデジタルステッカーを同社で初めて発行することを7月26日発表した。

このデジタルステッカーは、VTuberとのコラボによるダイナミックNFTとなっている。

なおダイナミックNFTとは、NFTを受け取った種類、個数、順番などのあらゆる条件によって、絵柄を差し替えられるNFT。様々な条件に合わせてNFT絵柄の変化を楽しめ、ダイナミックNFTを通じて特別な体験を演出するという。

なお今回の「VTuberコラボNFTデジタルステッカー」は、国内NFTマーケティング支援企業のスシトップマーケティング(SUSHI TOP MARKETING)より、ダイナミックNFT配布サービス及び特設サイトが提供されている。

また「あたらしい経済」編集部がスシトップマーケティングの代表取締役CEOである徳永大輔氏に取材したところ、今回の「VTuberコラボNFTデジタルステッカー」で対応しているブロックチェーンは「アスターネットワーク(Astar Network)」とのこと。また今回のNFTは、第三者への譲渡・販売はできないSBT(ソウルバウンドトークン)とのことだ。

提供NFTについて

今回の「VTuberコラボNFTデジタルステッカー」は、特設サイトでデジタルステッカーを事前に取得した上で、横浜の体験型ショールーム「Yamaha E-Ride Base」を訪れて追加のNFTを受け取ると、絵柄が進化する仕組みだという。なお会期は、7月27日~8月31日となっている。

また提供される同デジタルステッカーは、絵柄が5種類提供されているという。メタバース上で開催される世界最大規模の展示会「バーチャルマーケット2024 Summer」で同社ブースの音声案内を担当した4組のVTuber、おめがシスターズ氏、調月音葉氏、花鋏キョウ氏(Re:AcT所属)、富士葵氏。そしてヤマハ発動機が販売する大型バイク「NIKEN(ナイケン)」を擬ニャン化した同社キャラクター「ニャイケン」が同デジタルステッカーの絵柄として提供される。

そして進化した絵柄には特別な限定ボイスが付くという。

なお特設サイトで事前にNFTを取得せず「Yamaha E-Ride Base」に来場した場合は、来場記念NFTのみの取得となり、絵柄は変化しないとのこと。また特設サイトで事前に取得できるNFTデジタルステッカーは5種類のうち1種類とのことだ。

さらに「Yamaha E-Ride Base」にてアンケートに答えて取得したNFTデジタルステッカーをキャンペーンスタッフに提示すると、「ニャイケン」や各VTuberのアクリルキーホルダーなど限定グッズがもらえるとのことだ。

ヤマハ発動機 共創・新ビジネス開発部 企画Gのコメント

「あたらしい経済」編集部は、ヤマハ発動機の共創・新ビジネス開発部 企画グループへ以下の質問を行った。

・今回のデジタルステッカー発行にてヤマハ発動機として期待することは何でしょうか?

ヴァーチャル・リアルを問わずヤマハ発動機とお客様のタッチポイントを増やし、デジタルステッカーをきっかけにヴァーチャルからリアル(横浜の体験型ショールームYamaha E-Ride Base)に来ていただけるかの検証となります。

今回のデジタルステッカーはリアルの場に来ていただけるとVTuber様の限定ボイス付きに進化する仕組みを採用しました。今回のために一人ひとりのVTuber様に撮り下ろしていただき素敵なボイスになっているので、是非聞いてもらいたいです。

また、NIKENというバイクを擬ニャン化したキャラクターがあり、今回のキャンペーンでは乗れるニャイケンを制作しました。ヴァーチャルマーケットで試乗できたニャイケンが、リアルの横浜でも試乗できるので、ニャイケンのデジタルステッカーと合わせてお楽しみいただければと思います。

・ヤマハ発動機様のブロックチェーン関連技術を採用した取り組みは、今後も計画されているのでしょうか?

今回は単発の実証実験となります。今後については検討中です。

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参考:ヤマハ発動機スシトップマーケティング
images:iStocks/Nikolay-Vdovichenko

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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