英レボリュート、英当局から銀行業務ライセンス取得

Revolutが制限付きの銀行サービス提供

英フィンテック企業レボリュート(Revolut)が、英国金融行動監視機構(FCA)から銀行業務ライセンスを取得したと7月26日発表した。

これによりレボリュートは既存の電子マネーサービスに加え、制限付きの銀行サービスを提供できるようになったとのこと。なお銀行サービスを制限なく提供できる準備が整い次第、 レボリュートの電子マネーアカウントを同社の銀行口座にする為の方法について改めて説明があるとしている。

またレボリュートの既存ユーザーは、電子マネーアカウントを引き続き利用でき、同社の製品やサービスもこれまで通り利用できるという。なお新規ユーザーについても、電子マネーアカウントを開設できるとのことだ。

レボリュートはモバイルアプリを通じて暗号資産の購入・販売・入金・出金できるサービスを提供している。同社は今年5月にプロトレーダー向け暗号資産(仮想通貨)取引所「Revolut X」を開設し、分析ツールや低料金、低スプレッドなどといった、より高度な機能を備えたスタンドアロンのプラットフォームを提供開始した。

「Revolut X」はプロトレーダー向けとされているが、レボリュートのアカウント保有者であれば利用できるとのことだ。

関連ニュース

参考:レボリュート
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【9/18話題】プログマらの「ステーブルコイン決済プロダクト」が実運用向け開発へ、トランプのDeFiトークン「WLFI」販売計画など(音声ニュース)

プログマとデータチェーン、「ステーブルコイン決済プロダクト」を実運用向け開発フェーズに移行、サークル「USDC」、Suiにネイティブ対応へ、トランプ一族のDeFiプロジェクト、独自トークン「WLFI」販売計画が明らかに、親クリプト派議員マクヘンリーとエマー、エアドロップに対するSECの姿勢問う書簡をゲンスラー委員長に送る、豪中銀、CBDCはホールセール向け優先と決定、ブータン政府、1000億円超のビットコイン保有か=アーカム、イーサリアム次期大型アップグレード「Pectra」、2分割での実施を検討、分散型デリバティブ「ベガプロトコル」がベガチェーンとVEGAトークンのサポート終了へ

Sponsored