DEXのSushi、EVM互換のビットコインサイドチェーン「Rootstock」に展開

Sushiが「Rootstock」に展開

分散型取引所(DEX)の「スシ(Sushi)」が、EVM互換のビットコインサイドチェーンである「ルートストック(Rootstock)」上で稼働開始したことを6月7日発表した。

「ルートストック」は、ビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実行可能にし、DeFi機能などのdApps(分散型アプリケーション)を同ネットワークに導入することを目指したプロジェクト。

ユーザーが「ルートストック」上で「スシ」を利用するには、ビットコインと1:1にペッグ(維持/固定)されたステーブルコイン「RBTC」を「ルートストック」上に他資産からブリッジする必要がある。

「ルートストック」上の「スシ」では、バージョン2の自動マーケットメーカー(AMM)と、集中流動性プールを備えたバージョン3のAMMの両方を提供しているというとのことだ。

なお「ルートストック」上の「スシ」では、「RBTC」の他、ETHs、rDAI、RIF、rUSDC、rUSDT、SOV、WRBTC、XUSDに対応している。

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参考:スシ
images:iStocks/mouu007

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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