HTX関連会社Huobi HK、香港のライセンス申請が再度取り下げに

Huobi HKが香港のライセンス申請を再度取り下げに

海外暗号資産(仮想通貨)取引所HTXの香港部門Huobi HKが、香港での仮想資産取引プラットフォーム(VATP)申請者リストからの2度目の取り下げを受けた。

SFC(香港証券先物委員会)のサイトを確認すると、5月14日に申請が取り下げられている。

Huobi HKは今年2月20日に最初のVATPの申請を実施。同月23日に申請が取り下げられていた。そして2度目の申請は、初回の取り下げから3日後となる同月26日に実施されていた。

そこから約3か月後に再度申請が取り下げられた格好となる。

ちなみに申請が取り下げられた理由については、特にSFCから説明されていない。

なお香港で営業を行う暗号資産取引所は、2月29日までにSFCへライセンス申請していない場合、5月31日までに営業を停止するよう求められている。

現在香港で個人向けの暗号資産取引所サービス提供の認可を受けているのは、HashKey Exchange(ハッシュキーエクスチェンジ)とOSLデジタルセキュリティーズ(OSL Digital Securities)の2社のみだ。

また現在ライセンス申請中の取引所として、20社がSFCのリストに掲載されている。

関連ニュース

参考:香港SFC
images:iStocks/Abscent84・Alex-Sholom

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した