ビットコイン4度目の半減期
日本時間4月20日9:12頃、ビットコイン(Bitcoin)ネットワークにおけるブロック数が840,000に到達した。これによりブロック生成報酬の半減が実行され、予定通りにビットコインは半減期(bitcoin halving)を迎えた。
なお、これによりブロック生成報酬は6.25BTCから3.125BTCに減少した。
840,000ブロックを採掘したのは、Viabtc。同社にはブロック生成報酬の他、取引手数料が37.62561499BTC付与される(報酬と合計して約40BTC)。
ちなみに839,999ブロックを採掘し、最後の6.25BTCの報酬を得たのはマイニングプールのSBI Cryptoだ。この際の取引手数料は1.04455386BTCだった。
ビットコインにおける半減期は、今回で4回目。210,000ブロック生成ごとに報酬が半減されるようにプログラムされている。1ブロック約10分で生成されることから約4年に1度発生する。
なお過去全ての半減期において、ビットコイン(BTC)価格は大きく上昇している。報酬として新たに発行されるBTCが減ることがBTCの希少価値を高め、価格を押し上げることに寄与すると考えられている。
ちなみに2012年の1度目の半減期では1BTCの価格が900円から12万円に上昇し、約1年で130倍となった。2回目の2016年の際には6万円から230万円に上昇し、約1年半で40倍になっている。そして前回3回目では、85万円から660万円に上昇し、約1年で8倍となっている。
次回の半減期は2028年。1,050,000ブロックで実行される。なおその際のブロック生成報酬は1.5625BTCとなる。
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参考:SBI VCトレード・GMOコイン・Blockchain.com(840,000)・Blockchain.com(839,999)
images:iStock/Pict-Rider・MasterLu