ファントムが「Wallet Watcher」提供開始、任意のウォレットを監視可能に

ファントムが「Wallet Watcher」提供開始

暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ファントム(Phantom)」が、新機能「ウォレットウォッチャー(Wallet Watcher)」を提供開始した。「ファントム」の公式Xアカウントより2月23日発表された。

「ウォレットウォッチャー」は、任意のウォレットアドレスを閲覧専用アカウントとして自身のファントムに追加できる機能。

同機能は、ブラウザ拡張機能版およびアプリ版に対応している。なお対応ネットワークはファントムが対応しているソラナ(Solana)、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、ビットコイン(Bitcoin)となっている。

ファントムによると同機能は、友人やトレーダー、業界のリーダーのウォレットのアクティビティを確認することや、トップコレクターが収集するNFTを確認することに活用できるという。

今までは任意のウォレットを確認するには、SolscanやEtherscanなどのデータ分析プラットフォームを利用する必要があったが、「ウォレットウォッチャー」では、自身のウォレットを利用する感覚で任意のウォレットの状態が確認できるようになる。

利用方法は、ファントムの画面左上にある「機能」を押下し、アプリ版は「アカウントの管理」から「ウォレットの追加/接続」。ブラウザ版は左下にある「ウォレットの追加/接続」に進む。そうすると共に「アドレスを監視」が出てくるため、そこに任意のウォレットアドレスと対応ネットワークを選択する。これにより入力したウォレットアドレスが監視可能になる。

なお同機能は、イーサリアムネームサービス(ENS)等のweb3ドメインにも対応している。

関連ニュース

images:iStocks/Ket4up

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

Sponsored