メルカリ、ビットコイン決済を6月から導入か=報道

メルカリがBTC決済を6月から導入か

フリマアプリ「メルカリ」運営のメルカリが、今年6月までにビットコイン(BTC)での決済手段を追加すると日経新聞が1月5日報じた。

「メルカリ」では、同アプリで販売した物品の売上金や残高・ポイントでビットコインが購入できる「ビットコイン取引サービス」を昨年3月より提供開始していた。

メルカリが提供するとされるBTC決済は、アプリ内で購入したBTCを利用してフリマの商品を購入可能にするもののようだ。

メルカリ提供の「ビットコイン取引サービス」では、BTCを1円から購入できる他、BTCの売却も可能。売却により得た日本円残高でアプリ内での買い物もできる。

今回報じられたのは、BTCを売却し日本円にせずとも、BTCでそのままアプリ内での物品購入が可能になるという「メルカリ」の新たな取り組みになる。

なおこの報道から4日経過した記事執筆時点で、メルカリから正式な発表はない状況だ。

メルカリの「ビットコイン取引サービス」は、サービス開始から7ヶ月で利用者数が100万人を突破したことを昨年10月に発表していた。

同サービスを提供するメルカリの子会社メルコインによると、同サービスが「メルカリ」に加わったことによって、「メルカリ」の売上金でビットコインを購入し、ビットコインを売却して「メルカリ」で買い物するといった、新たな循環行動が見受けられたとのことだ。

なおMMDLabo運営のMMD研究所が昨年12月に公開した調査結果によると、「暗号資産取引所サービスを2023年に利用開始した」とする回答者1,728人を対象に聞いた「2023年に利用開始したサービス」として「メルカリのビットコイン取引サービス」が24.7%と最も多かったという。なお次いで「楽天ウォレット」が24.2%、「bitFlyer」が11.3%となったとのことだ。

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参考:日経
images:iStock/ustinroque

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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