Sei財団がKudasaiと提携
レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」を支援するセイ財団(Sei Foundation)が、国内最大級の暗号資産(仮想通貨)コミュニティ「KudasaiJP」運営のKudasaiとの戦略的提携を12月21日発表した。
この提携によりKudasaiとセイ財団は、日本のweb3エコシステムの発展に向けた活動を開始するという。
さらにKudasaiは、「セイ」上でNFTを活用したsub DAOの構築により、新たなコミュニティ活動の形を模索するとのこと。
ただしこの提携の詳細は、来年2024年に公開する予定とのことだ。
「セイ」は今年8月15日にメインネットのパブリックベータ版をローンチし、ネイティブトークン「SEI」をリリースしたブロックチェーン。
「セイ」の開発を主導するセイラボ(Sei Labs)は今年4月、ジャンプ(Jump)やディストリビューテッド・グローバル(Distributed Global)などの投資家から2回の戦略的資金調達ラウンドで約43.9億円(3,000万ドル)を調達している。
なおKudasaiはこれまで、DeFi(分散型金融)・インフラストラクチャ・ゲームなど多岐にわたる分野においてWeb3および暗号資産プロジェクトのファウンダー等を招待し、3年間で200件以上の勉強会や記事作成、メディアへの出稿などを行なってきた実績を持つ。
Kudasaiは今年3月、「国内プロジェクトの海外進出支援」、「海外プロジェクトの日本進出支援」、「コンサルティング/アドバイザリー支援」などのWeb3.0企業支援事業を開始していた。また「KudasaiJP」のDAO化を進め、コミュニティメンバーの支援プロジェクトへの貢献に対して報酬を付与する仕組み等の整備も開始している。
また今年10月にはKudasaiと野村證券が、Web3学習アプリ「Web3ポケットキャンパス」のコンテンツ強化を目的とした連携を開始。またKudasaiは11月、海外を含めるコミュニティ拡大を目的にバーチャルワールド「Yay!」運営のナナメウエと業務提携。12月には大和証券グループとクレディセゾンの合弁会社Fintertech(フィンターテック)と暗号資産関連事業における商品開発とマーケティングに関する業務提携を行っている。
さらに12月にKudasaiは、幻冬舎「あたらしい経済」と企業向けWeb3コミュニティ「Web3 Business Hub」を開始している。
なお「Web3 Business Hub」では「Web3の本質とリアルタイムなトレンドをキャッチアップし、世界標準のプロジェクトを日本から生み出す」ことを目標に、Web3領域に参入を検討中の企業や、ブロックチェーン・暗号資産関連の事業を展開中で更なる事業拡大を目指す企業向けに、質の高い学びとコミュニケーション、協業や共創の場を提供している。
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参考:セイジャパン
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