DEX「クイックスワップ」、「Astar zkEVM」のテストネット「zKatana」でローンチ

クイックスワップがzKatanaでローンチ

DEX(分散型取引所)のクイックスワップ(Quickswap)が、「Astar zkEVM」のテストネット「zKatana(ズィーカタナ)」で11月9日ローンチした。

クイックスワップは、ポリゴン(Polygon)ブロックチェーン上のDEXとしてTVL(総預かり資産額)トップのプロトコルだ(11/10 defilama調べ)。

また「Astar zkEVM」は、ゼロ知識証明(zero-knowledge proof:zkp)を活用した「Polygon CDK(ポリゴンチェーン開発キット)」によって開発されるイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ソリューション。安全でスケーラブル、ガス効率の良いプラットフォームを企業に提供することに重点を置いたプロジェクトだ。日本発のパブリックブロックチェーン「アスターネットワーク(Astar Network)」の開発を主導するステイクテクノロジーズ(Stake Technologies)が開発元である。

なお同ネットワークのテストネット「zKatana」は、先月10月23日にローンチしている。

アスターネットワークジャパン(Astar Network Japan)の公式X(旧ツイッター)は「Astar zkEVMのエコシステムのDefiの可能性を広げていく上でQuick Swapとのコラボレーションは重大なマイルストーンです」と伝えている。

なお今回クイックスワップが「zKatana」でローンチしたことにより、同プロトコルは6つのブロックチェーンに対応したことになる。

現在クイックスワップは「zKatana」の他、「ポリゴン」、「ドージチェーン(DogeChain)」「ポリゴンzkEVM(Polygon zkEVM)」、「マンタパシフィックL2ロールアップ(Manta Paciffic L2 Rollup)」、「カヴァのキネティックス(Kava – Kinetix)」にて利用が出来る。

関連ニュース

参考:difilama
images:iStocks/RAPEEPON-BOONSONGSUWAN・dalebor

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

SEC、VanEckとWisdomTreeのETF提案に対する審査期間を延長

米証券取引委員会(SEC)が、米証券取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)が提出した暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)の現物ETF(上場投資信託)に関する複数の規則変更提案について、審査期間を延長することを4月14日に発表した。それぞれ現物ETFの発行および償還を可能とする内容が含まれている

【4/15話題】SBCメディカルGHD・ストラテジー・バリューCがビットコイン追加購入、クラーケンが株式とETF取引開始など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

GrayscaleのイーサリアムETFステーキング提案、SECが審査期間を延長

米証券取引委員会(SEC)が、米シカゴの証券取引所NYSEアーカ(NYSE Arca)が提出した「グレースケール・イーサリアム・トラスト(Grayscale Ethereum Trust:ETHE)」および「グレースケール・イーサリアム・ミニ・トラスト(Grayscale Ethereum Mini Trust:ETH)」に関する規則変更提案について、審査期間の延長を決定したと4月14日に発表した