マジックエデンと「BAYC」のユガラボ、イーサリアム上でNFTマーケットプレイス立ち上げへ

ユガラボとマジックエデンがNFTマーケットプレイス立ち上げへ

人気NFTプロジェクト「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を運営するユガラボ(Yuga Labs)が、NFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」と提携し、NFTマーケットプレイス「マジックエデンイーサリアムマーケットプレイス(Magic Eden Ethereum marketplace)」の立ち上げ予定を11月4日発表した。

発表によると「マジックエデンイーサリアムマーケットプレイス」は、イーサリアム(Ethereum)上に構築されたマーケットプレイスとなっており、イーサリアム基盤の全NFTコレクションのクリエイターロイヤリティを保護することが同マーケットプレイスでは契約上義務付けられているとのこと。

また両社にとって「マジックエデンイーサリアムマーケットプレイス」立ち上げは、クリエイターの為に公平で報酬の高いエコシステムの構築と、クリエイターが自身のオリジナル作品に対するロイヤリティを受け取り続けられるようにすることが目的だという。

なおマーケットプレイスのローンチは今年の年末を予定しており、詳細については後日発表されるとのこと。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

関連ニュース

参考:ユガラボ
images:iStoks/angel_nt

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/27話題】クラーケンのNFTマーケットプレイスが完全閉鎖へ、バイナンスジャパンがVIPプログラム改定など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

リップル社と英アーチャックス、XRPL上で初のトークン化マネー・マーケット・ファンド展開

デジタル証券取引所・カストディアンビジネスを展開する英Archax(アーチャックス)が米リップル(Ripple)社と提携し、英国の資産運用会社abrdn(アバディーン )のマネーマーケットファンドをトークン化し分散型のレイヤー1ブロックチェーン「XRP Ledger(XRPL)」上で提供すると11月25日発表した

ビットワイズが「ビットコイン&イーサリアムETF」をNYSEで上場へ、SECへS1申請書も提出

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、暗号資産ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETF(上場投資信託)に関して、ニューヨーク証券取引所「NYSEアーカ(NYSE Arca)」への上場予定および、米証券取引委員会(SEC)への登録申請書(S-1)提出を11月26日発表した