Binance、バイナンスローンチパッドにて「Arkham(ARKM)」のIEO実施へ

BinanceがARKMのIEO実施へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同社のIEOプラットフォーム「バイナンスローンチパッド(Binance Launchpad)」にて、暗号資産アーカム: Arkham(ARKM)のトークンセール実施予定を7月10日発表した。なおARKMは「バイナンスローンチパッド」において32番目のIEOプロジェクトだ。

IEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)とは、トークンによる資金調達を暗号資産取引所が支援し、具体的には主体となって発行体のトークンを販売するモデルのことである。

発表によると、バイナンスユーザー1人当たりが「バイナンスローンチパッド」 にて購入できるARKMの枚数は、今月11日0時(UTC)から17日0時(UTC)において、バイナンスユーザーが保有するBNBの平均額で決定されるとのこと。

なおARKMのトークンセールは、17日6時(UTC)から18日6時(UTC)まで実施され、ARKMのトークン配布については18日7時(UTC)とのことだ。

また「バイナンスローンチパッド」 におけるARKMの配分量は、総供給量1,000,000,000ARKMのうち50,000,000ARKMとなっており、ARKMの一般販売価格については、1ARKMあたり0.05USDで販売されるとのことだ。

アーカム(Arkham)とは

アーカムは、オンチェーン情報を追跡するためのインテリジェンス・プラットフォーム。アーカムが独自に構築したデータベースインフラにより、ウォレットアドレスではなくエンティティ(組織名など)ベースで検索できるため、誰でも簡単にオンチェーンデータを分析したり、可視化したりすることが可能となっている。

アーカムは「バイナンスローンチパッド」におけるARKMのIEO実施に関する発表の同日に、暗号資産ウォレットの所有者に関するデータ取引マーケットプレイス「アーカムインテルエクスチェンジ(Arkham Intel Exchange)」のローンチも発表している。

さらにアーカムは今月11日、同プラットフォームの初期ユーザーに報酬として、ARKMのエアドロップを同月18日に実施予定であることを発表している。

関連ニュース

    参考:Binance
    デザイン:一本寿和
    images:iStocks/Ninja-Studio

    関連するキーワード

    この記事の著者・インタビューイ

    一本寿和

    「あたらしい経済」編集部
    記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
    「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

    「あたらしい経済」編集部
    記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
    「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

    合わせて読みたい記事

    【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

    イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

    Sponsored

    アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

    アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された

    フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開

    米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)が、「オンチェーン米国政府マネーファンド(OnChain U.S. Government Money Fund:FOBXX)」をイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)ブロックチェーン「ベース(Base)」上でローンチした。フランクリン・テンプルトンが公式Xにて10月31日発表した