SUSHI TOPが「ベリロン」関連NFTの自販機を運用開始、大手町MIRAI LAB PALETTEで

SUSHI TOPが「ベリロン」関連NFTの自販機を開発

SUSHI TOP MARKETING(スシトップマーケティング)が、日本発のNFTコレクション「VeryLongAnimals(通称:ベリロン)」の二次創作NFTの自動販売機を運用開始したことを5月16日発表した。

設置場所は、東京都大手町の大手町ビル2階にある「MIRAI LAB PALETTE(ミライラボパレット)」で、5月から半年間設置されるようだ。

販売されるNFTは「ベリロン」の2次創作7点がランダム排出されるという。カプセル内に入っている2次元バーコードを読み込むことでNFTが取得できるとのこと。1回1,000円で現金のみの決済とのことだ。

なおNFTがミントされるブロックチェーンについては、「Astar Network(アスターネットワーク)」が採用されているとのこと。

スシトップによるとこのNFT自販機では、「一般的な飲料自動販売機で商品を買うのと同じように現金でNFTを購入できるため、NFT自動販売機を商業施設や映画館などに置くことで、NFTを日常的に販売することを可能にする」と説明している。

また販売されるNFTはスシトップ開発の「ブラウザウォレット(特許出願中)」により、ウォレットや暗号資産を持たずとも簡単にNFTが受け取れるようになっているという。

またカプセル内に入っている2次元バーコードは、1つ1つがユニークであり一度しか使用することができない「One Shot(特許出願中)」サービスを使用しているとのこと。これによりNFT配布用リンクがSNS等で拡散されることによる不正取得が防げるとのことだ。

SUSHI TOP MARKETINGは、NFT配布サービス「NFT top shot」や、音でNFTを配信するソリューション「AUDIO TOKEN DISTRIBUTOR」を開発し販売する企業だ。また同社は「アスターネットワーク」が昨年6月に設立した、国内web3事業者を中心としたコンソーシアム組織「アスタージャパンラボ(Astar Japan Lab)」に入会している。

関連ニュース

参考:SUSHI TOP MARKETING
デザイン:一本寿和
images:iStocks/robbin0919・ablokhin

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/18話題】NTTデータとセキュリタイズJPのデジタル証券プラットフォーム、a16zがLayerZeroのZROを取得など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

a16z、登録投資顧問に対する「暗号資産カストディ規則」見直し提言

米大手ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz:a16z)は、登録投資顧問(Registered Investment Adviser:RIA)が暗号資産(仮想通貨)を直接カストディ(自己保管)できるようにするため、米証券取引委員会(SEC)に対してカストディ・ルールの見直しを求める書簡を、4月9日に提出した

香港SFC、ChinaAMCの「イーサリアム現物ETF」にステーキング機能承認

香港証券先物委員会(SFC)が、中国資産運用会社チャイナアセットマネジメント(ChinaAMC)が運用する暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の現物価格に連動するETF(上場投資信託)について、ステーキング機能の提供を承認した。ステーキング業務を担う暗号資産取引所OSLデジタル証券(OSL)が4月16日に発表した