OpenSea Pro、「Pepe(PEPE)」のサポート開始

OpenSea ProがPEPEのサポート開始

オープンシー(OpenSea)提供のNFTプロトレーダー向けサービス「オープンシー・プロ(OpenSea Pro)」が、決済通貨として暗号資産ペペ:Pepe(PEPE)を追加したことを5月10日発表した。

発表にあるPEPEでの決済動画を確認したところ、「オープンシー・プロ」にてPEPEで決済する際は、イーサリアム(Ethereum)上で発行されるERC20規格のトークンで決済されるようだ。

なお「オープンシー・プロ」は、オープンシーが昨年4月に買収したNFTアグリゲーター「ジェム(Gem)」をリブランディングしたサービス。ジェムは複数の主要なマーケットプレイスで出品されているNFTを、同社プラットフォームを通じて最適な価格で売買できる「アグリゲーター」の機能を提供していた。

そして「OpenSea Pro」では、合計170以上のNFTマーケットプレイスからNFT情報を集約して利用者に提供する仕組みが採用されている。

ペペ(PEPE)とは

ペペは漫画「ボーイズクラブ(Boy’s Club)」のキャラクターである「カエルのペペ」をモチーフにしたミームコイン。PEPEには有用性がなく、また作成者は匿名となっている。なおぺぺは、ビットコイン上にトークンを発行・送信できるトークン規格「BRC-20」で発行されている。

現在PEPEは、バイナンス(Binance)やクーコイン(Kucoin)、OKX、ゲート(Gate.io)、フォビ(Huobi)、バイビット(Bybit)、ビットゲット(Bitget)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所で取り扱われている。またユニスワップ(Uniswap V2)やユニスワップ V3(Uniswap V3)などのDEX(分散型取引所)でも取引されている。

関連ニュース

参考:OpenSea Pro
images:iStocks/Aleksei_Derin

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

トランプ一族のDeFiプロジェクトがDeFi「エセナ」開発会社と提携。「ENA」追加購入も

次期米大統領ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏とその家族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLF)」が、DeFi(分散型金融)プラットフォーム「エセナ(Ethena)」開発のエセナ・ラボ(Ethena Labs)と提携すると12月19日に発表した

【12/18話題】メルカリがイーサリアム保有者に毎月ポイント付与、メタプラネットがビットコイン購入資金調達など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米財務省、北朝鮮の暗号資産マネーロンダリングネットワークに制裁

米国財務省外国資産管理局(OFAC)が、北朝鮮に送金されたデジタル資産のマネーロンダリングに関わったとして、ルー・フアイン(Lu Huaying)氏とチャン・ジエン(Zhang Jian)氏、およびUAE拠点のグリーン・アルパイン・トレーディング社(Green Alpine Trading)に制裁を科したと12月17日に発表した